チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

弦選び


弦は、年に一回交換するようにしてます。
換える時に悩むのが、次はどの弦(種類)にするか?なんです。
チェロの弦は高いです。4本換えると安くても13000円くらいします。
ギター(2000円弱?)より全然高い!そしてバイオリン(5000円くらいから?)よりかなり高いのです。

もともと、沢山の種類があるチェロの弦ですが。
私のまわりでは、ほぼほぼ3つの中から選んでいる人が多いです。

名前で言うと
ヤーガー スピロコア ラーセン

それぞれ、弦の「色」をつけているので、外から見ても何の弦を使っているのかわかります。

例えばものすごくスタンダードなパターンとしては
スピロコア(赤)とヤーガー(青)
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少し高いけど人気のラーセン
写真よりもう少しオレンジです。f:id:pokuchan:20210726115717j:plain

こういう一般的な弦は、材料で分けると スチール弦です。
他にガット弦、ナイロン弦がありますが、それぞれに特徴があります。

スチール弦は、1番安いし、使い勝手も楽。   ただし、固めの音で音質で他の2つに負け。

ガット弦は、音は素晴らしいらしい(使ったことないので噂だけ)けど使い勝手や値段に難がある。

ナイロン弦は、スチール弦とガット弦の間で、ほどほどなので最近人気が出ているとか。。(と言いながら、アマチュアで使ってるの見たことない。。)

ガット弦はちょっと次元が高すぎて手が出ません。

でも、ナイロン弦とか高級スチール弦なんか、試してみてもいいかな?と時々思うのですが。
あんまり良い話がないのです。

凄い!全然違う!
という反応があれば、試してみようかという気にもなるのですが。。。

まあ、いい感じ。。
という積極的でない感想とか

「前の方がいいかな?」         
という、ちょっと淋しい感想。
というものも結構あって。

高額な弦は寿命が短い。
という話まで。

結局、私は極めて一般的なスチール弦を組み合わせて使ってます。

ちなみに 学生の時から結構最近まで
A線 ヤーガー
D線 プリム
G線 スピロコア
C線 スピロコア
でした。理由は、先輩に「これ」と言われたから(笑)
それをそのまま、ずーっと(30年くらい)続けて

数年前、今の楽器屋さんにそれを言ったら
「プリムですかぁ???」
と、なんで???という顔されたので。
プリムは辞めて、
ちょっと高級なスチール弦のラーセンを4本全部に。

薄いオレンジ色でちょっとカッコ良くて、ちょっと上手になったような気がしてたんですが。

ちょっと高い。。
柔らかすぎるような気がする。。
消耗が早いような気がする。

と、全く芸術的でも科学的でもない理由で
1年くらいで
A線 ラーセン
D線 ラーセン
G線 スピロコア
C線 スピロコア

と、全部ラーセン→半分ラーセンに代わり。

そして1年くらいで、
やっぱり、ヤーガーが良いって気持ちになって。 ラーセンは辞め。。

A線 ヤーガー
D線 ヤーガー
G線 スピロコア
C線 スピロコア

と、極めて一般的な組み合わせになりました。

同じ名前の弦でもその中でまた分かれていて。  例えば、ヤーガーは、フォルテとかミディアムとかドルチェとか3種類あるんですけど、
私は、松竹梅の感覚で(こだわりないだけ)
竹のミディアム。。。

ちなみに私の先生は、ヤーガーとスピロコアです。全く変えないとのこと。
先生は音楽に対しては厳しいですが、
小物については全くこだわりがない。
松脂なんて、なんかのオマケについてたとかおっしゃってたくらいなので。。。
怖くて一万円の松脂買ったなんて言えません。。(笑)