チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

感動した本

ちょっと不思議な本を見つけました。インスタの広告で見つけたのですが。

ノーブランドの本です。

秋田道夫さんというプロダクトデザイナー(電化製品や家具などのデザインを手掛けている方らしいです。

1953年生まれの方なので私よりひと世代上の方ですね。

 

 

ちょっと前までは、素直な人間だったので、文章を読むと「そうかあ。。。」と酷く納得してしまい、感動までしていたのですが。

いつの頃からか、「何考えてるの!」と本に向かって反論し怒って、でも、よく考えれば、人それぞれ考え方違うんだからと考え直して、軽く読めるようになったのはつい最近。成長に時間がかかる私です。

この本も「えー違うでしょ!」と地味に反論することはあったのですが

題名になってるこの言葉は感動しました。

 

言葉が大事なのではなくて、

「言葉遣い」が大事なんだと思います。

自分に語りかける時も敬語で。

 

勝手に解釈しますが。。。

この「言葉遣い」と言うのは、敬語とか丁寧語とかの言葉遣いと言うよりも

言葉が発する「空気 時間」のことなんじゃないかと思います。

丁寧に言葉を並べても、早口に捲し立ててもダメだし、乱暴に喋ってもだめ。

逆に聞き取れないほどの小さな声でもダメ。

 

と、長々と書きましたが、というかまだまだ色々書きたいんですけどね。

 

秋田さんはこんなことも書いてます。

 

ある言葉を見つけると

その言葉を「解説」する人がいます。

「余分なモノ」を取ったはずの言葉に

また、「余分なモノ」をくっつけようとする。

余分なものがくっつくことで

意味が「単線化」します。

それによって

「複雑に読む」ことができなくなる。

 

さみしいことですね。

 

まさに「私」のことです。書きたい気持ちはありますが、せっかく感動した言葉だったので

今日はここまで。