チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

オフレコとLGBT

総理秘書官のLGBTに関する発言。

え!こんな発言堂々とする人いるんだ!

と、びっくりしましたが。

私は、なんでLGBT法案が可決されないのか、ずっと不思議で。。

やっとわかりました。

総理周辺、自民党はこういう考え方なんですね。ここまで言うのは酷いにしても、こういう方向の方々がいるから法案が通らないのですね。今回のことでよく分かりました。

なるほど。。、

 

ただ、気になったのが「オフレコ」で喋ったことが公開されたってこと。

当初、私は「酷い発言だけど、オフレコって約束して喋った話をこんなに広げられるのはルール違反じゃないか」

と思いました。

発言が酷いからオフレコは無かったことにする。って信頼関係がなくなるじゃない。それはそれで酷くない?と思ったのですが。

 

TBSの「ひるおび」で毎日新聞の佐藤千矢子さんが、オフレコについて説明されて。

もちろん、今回リークしたのは毎日新聞で、つまりオフレコの約束を破ったのは毎日新聞だから、もしかしたら自分達に都合の良い言い訳かもしれないけれど、私はなるほど!と思ったし、こういう理由ならリークしても良いんじゃないかと思ったので。ちょっとご紹介。

 

オフレコというのは、本来なら2種類あって、氏名は出さないけど、内容は公表するオフレコ

例えば、新聞で「総理周辺」とか「閣僚に近い議員」とか名前は出さないで意見だけ出てるもの。もオフレコで。

もうひとつ、内容も名前も出さないオフレコと2種類あるとか。

 

今回のオフレコは、記者10人を前にしての発言で、この内容は「総理周辺の意見」として、世間に出ることを前提の話だったそうです。

だから、遅かれ早かれ、あの酷い発言は、新聞、テレビに出る話で。しかも名前は出さず「総理周辺」としてで、名前を出さないであの発言を出したら世の中の反応はもっと酷いことになるという判断で毎日新聞は発表したそうです。

名前を出すということで、あらかじめ当人に報告したそうですが。。

どんなやりとりだったんでしょう。。。

 

とは言え、毎日新聞の「オフレコ」の説明をしてくれれば、この話はもっとスッキリするんでしょうが、今回の毎日新聞に同調する人も反対する人も、キチンと説明がなくて。。

 

毎日新聞の説明が正しいのであれば、私は今回発表した毎日新聞の行為は正しかったと思います。

でも、もしも、今回のオフレコが「内容も外にだしてはいけない」オフレコであったら、出すべきでは無かったと思います。

発言内容の酷さを許してもよいという訳ではなく、今回は止めておいて、影で注目して、出す機会を伺えばよかったんじゃないかと思います。

 

「隣に住むのも嫌」という感覚。

こういうことを平気で言える人。

言論の自由とは言え、言っちゃいけないことだということがわからないっていうのは、どうしようもないなぁ。。

これをきっかけに、良い方向に動きますように。