2ヶ月近く前に母(87歳)が腕を骨折した時、一体この先どうなるのだろうと思った。
膝が悪い母が右腕を折ることにより、椅子からもベッドからも立ち上がることができなくなりこりゃ大変だ!と目の前がくらくらした。
周りの親戚もかなり心配し(口だけだけど)見もしないのに もうこの先は寝たきりだ!みたいなことを言われて、えー!と思ったけど、そういうもんなんだとかなり落ち込んだこともあった。
でも、周りの方々(介護のプロ、や家族)の支援のおかげで、骨折前の状況に戻ってる。
1人で出歩くようになり、ハラハラするし、ムカつくけれど(笑)
母なりに自立の道を歩いている。
逆に、骨折したことで、転んだ原因である歩行機能の改善のためのリハビリが始まった。
週一回の通所リハビリと週1回の訪問リハビリ、もう1日入れてもらいたいとお願いしてるが混み合っているのでキャンセル待ち状態。
どこまで、改善するか怪しいものだが、やらないよりはいいだろう。
自宅で髪が洗えなくて(なぜ洗えないのかわからないが)しょっちゅう美容院に行って、美容院に邪険にされていたのに、週に二回ヘルパーさんがお風呂に入れてくださって、髪の毛も洗いセットまでしてくださるので、美容院問題は解決した。
外に出た時に転んでも連絡できるように、アルソックの超簡単電話を持ち歩くことにした。
骨折したことによって、生活を改善して、少しでも長く自立して生活できるように工夫することが追加できた。
まだまだ問題はたくさん残っているけれど、それなりに前進したと評価できると思う。
じゃあ、これからは。
どのくらい続くかわからないけれど、しばらくはこの生活で過ごす。
でも、その先は?と思うとかなり心が重くなる。
このまま元気にずうっと過ごせることはない。
どんどん弱っていくだろう。
寝たきりになったら、どうする?
認知症がひどくなったらどうする?
実は私の頭の中ではまだ整理できていない。
寝たきりになっても、自宅で介護するのか?
認知症になっても?
今の状態でも、先のことは全く見えない。
考えているうちに、考えていることがアホらしくなった。
母の家を覗きに行った。安否確認と図書館に行くので一緒に行かないと誘ってみたら。
「行かない!」
瞬時に断られた(笑)
もう少し、穏やかに断れないのだろうか。
元に戻るのはいいが、色々できるようになって、頭の中が調整できない状態になっているのか。ものすごく態度が悪い(笑)
寝て起きて食べることで精一杯で、出かける(近所)なんてすごいイベント!と喜んでいた頃は穏やかで、こっちも何かやってあげようという気になったが。。。。(それでも腹が立つことはあったけど)
今、元に戻ると ムカつくことばかり。
この先を考える暇などない。
今この母とどう対峙するか。
それだけで精一杯。
本当にムカつく(笑)
昭和41年12月24日(土)
伊勢えびのお刺身
伊勢えびそく煮
なな色なます
しじみ味噌汁