今日は月に一回のアンサンブル。。
練習は午後1:00から始まる。
午前中、ワールドカップ決勝(録画)を見てしまい、感動し、興奮した。
スーパースターが期待以上にスーパースターの仕事をして、本当に凄い試合を見せてくれた。仕事だからと部屋に入って行った夫が、気がついたらテレビを見ている私の後ろでウキウキしていた。自宅で仕事というのはこういう時便利だ。
試合の興奮冷めやらないのにチェロを持って家を出る。頭がクラシックに切り替わるかしら?と思いながら、電車に乗り会場に着いた。
練習場所は公民館。今日の部屋はとても広い。
「広いから寒いかも」と連絡網メールがあったので暖かい服装で行ったが、ストーブが後ろでがんがんについていて。暖かい。というより暑い。
練習が始まったらますます暖かくなった。
今日練習する曲はボロディン
今日で4回目。大分慣れてきたけれど、月一回の練習では、練習の間隔が長すぎて前回言われたこともすっかり忘れてしまって、なかなか軌道に乗れない。
それでも、なんとか慣れてきて、最後は半分ずつ、少人数で四重奏をしようということになった。
チェロは4人いるので2人ずつ。
前回は1人ずつだったけど、今回は2人なので心強い。
前の組みが終わって、私たちの番。
調子良く曲が始まった。
中盤もすぎて後半に差し掛かったところで、「こきっ」と音がしたような気がして、「あれ?」と思ったら、突然音程がとれなくなった。「??」と思いながら弾きつづけて、やっと1本の弦が緩んでしまっていることにきがついた。
今まで、弦が緩むことは何度もあったけど、休んでいる時に起きた。今回のように、弾いてる最中に緩んだのは初めてだ。
緩んでしまったら、もうダメなので弾くのを諦めて席を離れる。
部屋の外にでて、音を確認してみると確かに1本の弦が緩んでいた。
直していると、他の弦も緩んでしまい、つまりめちゃくちゃになった。
サイアク。。
緩んだ弦を直すのはとても怖い。
変に力を入れすぎると弦が切れるので。
と言っても、弦が切れたのは大学生のころで、社会人になってからは切れたことはない(と思う。。)
それでも、大学生のころに切れた嫌な思い出を引きずって、戦々恐々と直している。
しかも合奏練習中だと時間もないし、焦ってしまうからドキドキする。
嫌だなあと思いながらなんとか直してまた部屋に戻る。
多分、ストーブで部屋が暑くなりすぎたのと乾燥が重なって、弦が緩んだのだとおもう。
「乾燥しすぎ」と、先生はわざわざタンクに水を入れて加湿してくださった。
楽器は湿度や温度に敏感だ。
一度練習から離脱すると、なんか気が抜けてしまって、全然ダメになった。
それでも何とか立て直し、練習は終わった。
家に帰って、楽器をだしたら、今度は4本全部が緩んでいた。めんどくさい!
しばらく面倒な季節が続く。
避けようもないけど、ちょっとゆううつ。
まあ、いつものことだから、黙々と直すしかないか。。