もともと怖いものが苦手で。
お化けの話なんて絶対だめ。
幽霊も知ってる人(仲が良かった人)なら良いけど、後は出会いたくない。
宇宙人も会いたくないし、行きたくない。
霊感のある方、幽霊が見える方がいらっしゃるようですが、私がそうでなくて本当に良かったと思います。
だから映画も怖いものはダメです。
ホラーなんてもっての外。
アクション映画も、ミステリーも嫌いです。
スピルバーグとか、話題になったものは一応見ましたが。見ながら「なんでお金払ってこんなもの見てるんだろう。」
と、いつも後悔してました。
だから、インディージョーンズもスターウォーズも苦手です。(頑張って見ましたけど。)
ETでさえも、物凄くドキドキして。
最後の自転車が浮かび上がるまでは、怖くて見ていられなかった。。
もし、ETが我が家に来たら。あたし絶対受け入れられないなぁと、思いながら見ていました。
そんな私が、安心して、楽しくて何度も読んだSFの本が。
パジャマを着た宇宙人
息子に是非読ませたいと思って探したのだけど、見つからなくて、残念に思っていたのですが。
調べてみると
「こどもの世界文学」講談社という本の中に
入っていた物語でした。廃盤になっているようです。
ヤフオクからお借りしました
話の内容は。。うろ覚えなのですけど。。
パジャマを着替えるのが面倒で仕方ない男の子がある日目が覚めると、パジャマが日常の世界(宇宙)にいることに気がつきます。
交通は木馬で動くから、子どもでも遠いところに運転して出かけられます。
お金も必要ないので、好きなものがなんでも手に入る。
まさにおとぎの国なのですけど。
その国で、「なんでも壊してよいところ」
があります。
イライラしたときにそこに行くと、そこにあるものは何でも壊してよいところ。
そこに集まる人は、食器、花瓶はもちろん、建物まで叩いて壊して、スッキリして帰っていきます。
主人公の男の子もそこに行ってみるのですが、いつも「壊さないように!」とお母さんに言われて育っているので、なかなか壊すことが出来ません。でも、勇気を出して、壊してみると、
あらあらとっても気持ちがいい。
嬉しくなってどんどん壊して、これ以上壊さない!と思ったときには、気持ちがさっぱりしていることに気がつきます。
子どもの頃、この部分が大好きで何度も読みました。そうか物を壊しまくるとさっぱりするんだ!やってみたい!と思うのですが。
なかなかそんな場所はありません。
要らない雑誌をビリビリにしてみたり。
年末掃除の時には、障子をビリビリに破ってみたりしたのですけど。
やってるときは爽快なのですが。
その後の掃除が大変で。。
特に、障子をビリビリに破ったあとに、綺麗に剥がすのは、物凄く手間がいって大変です。
最初から、霧吹きでビチョビチョにしてから、そぉーっと紙を剥がしていけば、板の部分に紙が残ることなく貼り直しも簡単に行くのに。ビリビリにしてしまうと、何倍も大変になり。
「物を壊すと後片付けが大変」なことがわかりました。
紙でそれだけ苦労するのですから、ガラスや陶器なんて、後片付けがもっと大変になると怖くて出来ませんでした。
ここまで書いて気がついたのですけど。
題名が「宇宙人」なのでSFだと思い込みましたが、この話、ちっともSFではないですねぇ。
この作者 ジャンニ=ロダーリさんはイタリアの作家さんのようですが、日本で言う「宮沢賢治」のような作家さんのようです。
ちょっと不思議なファンタジーの物語を書く方のようで、沢山の子どもむけの本を出していらっしゃいます。
とか
が人気の様子。
せっかくなので、図書館で借りてこようと思います。
SFじゃなかったけど、「お題」のおかげで、世界が広がりました。
はてなさん。ありがとう!