アンサンブル教室は、月に1回、平日の昼間。
その前に入団していたオーケストラは、毎週土曜日の午前中だったので、毎週→月1回になり、体力的に楽。ものすごく楽ちんで。
音楽的には?とか、満足度は?については今回は考えません。
ただ、練習場所までの交通が問題で、
オーケストラは、練習会場まで車だったので、楽器を担いで歩く時間が殆どなかったのだけど。
今回のアンサンブルの会場は、練習場所が 歩いて→電車→歩いてと、ちと面倒。。
当初、ちょっと大変かな?とは思ったけれど。
そんなに歩く訳でもないし、問題ないでしょ!と思っていたのだけど。。
ここのところ、とても辛い。
楽器とハードケースを合わせて、8キロから9キロくらい。
山登りする方にとっては何でもない重さでしょう。
ところが、チェロ は縦に長く、しかも硬いのです。
私は身長165センチと女としては大柄なほうですが、歩いている最中、背負っているチェロ の下の部分が脚にあたるのです。
脚に当たりながらの歩行は、短い距離なら大丈夫なんですけど。長いと結構疲れるのです。
私よりもっと小柄な方はもっともっと大変です。
特に昨日は、久しぶりの暑さで、バテてる上に練習で疲れ、帰りに夕食の買い物して帰ったら、もうバタン!
ケースが重いのと、背負いにくいのがイケナイ。
これでは、通うのが嫌になってしまう!
どうにか改良しなくては!
ということで、
ちょっと前に、衝動買いしたソフトケースを押し入れから出してきました。
昔(30年前くらい)は、アマチュアは殆どソフトケースでした。
今は、殆ど全員がハードケースです。
ハードケースは、高くてとても手が出なくて。高嶺の花でした。
安いものもあったけど、そういうものは物凄く重くて、とても使えるものでは無かったので。。
あと、ハードケースは、
「上手な人が持つもの」
という、「掟」のようなものがあって、上手でない人が持つのは、ちょっと恥ずかしいものがあったのです。
とは言っても、アマチュアチェロ 弾きにとっては憧れでした。
持ってる人を見ると羨ましくて、いいなあと触りに行きました。
いつか、ハードケースを持って歩きたい!と、夢みたもんです。
時代は変わり、ハードケースがチェロ のケースの「当たり前」になりました。
初心者も、学生さんもハードケース。
もちろん私も、買いに行きました。
夢のハードケース。。
本当に嬉しかったです。
我が家のハードケース
そんなに夢見て、手に入れたハードケースが。。
今、重い!と、文句を言ってる。。
勝手なもんです。
で、ソフトケース。
軽いです。
表面ナイロンで内側にウレタン(15mm)が入っていて、楽器を守ってくれる。
学生時代から結婚するまで10年ちょっと、散々使いましたから、よいところも悪いところもわかってます。
便利なのが、楽譜入れがあるところ。
ハードケースは、殆どのケースが入れられません。
やろうと思えば、楽譜立ても入れられる。
ハードケースでは、考えられない偉業です。
あと楽器の小物も沢山入れられます。
ハードケースの倍以上
軽いから楽というのもあるのですが。。
表面が柔らかいので、持つと身体にぴたっと寄り添ってくれるのです。
一体感を感じられるほど。。
だから、バランスが取りやすい。
ハードケースは、何かに引っかかると簡単にバランスを崩します。
逆に、ソフトケースの弱点は。。
1)チェロ のケースは、ハードケース が常識化している。
やっぱり、ハードケースの方がカッコイイので、皆ハードケースを求めます。
最近では、、ソフトケース担いでる人見ると「何かあったのか?」と思いますから。。
2)安全じゃない
やはり、上から押しつぶされたり、物が当たったりしたら、ソフトケースは弱いです。
でも、10年使った経験から言うと、そんな危ない目にあったことは無いし。。
あと、他人の目も厳しくなります。
「楽器大事にしないのか!」って。
かなりの偏見だと思いますが、そういう風潮あるんです。
3)楽器の出し入れが面倒
ハードケースは、ぱかっと開けて、すっと楽器を出すことが出来ますが。
ソフトケースは、まず横に寝かせて、ファスナーを開けて、よっこいしょと出さないといけない。
これ、結構面倒です。
メリットデメリットありますが。。
車で出かけるときは、ハードケース。
歩きで出かける時は、ソフトケース。
ということで。。
しばらく、やってみます。
まずは、明後日の個人レッスン。
先生の家までの坂道が苦しいので、ソフトケースで行ってみます!