文章をプロに添削してもらおうと 通信教育を始めました。
と言っても、まだ一回目が戻ってきたばかりなのですけど💦
月に一回 課題を与えていただいて、郵送して 添削されたものが返ってくるシステム。
合計6回行われます。
1回目の課題は「心構え」という題でした。
600字でまとめます。
「心構え」なんて。。
初回から書きにくい課題だなあと思いながら。
なかなか書く気になれず。。
締め切りも近づいたある日。
やっと書き始めました。
書いた内容は、
今の状況(コロナやウクライナ侵攻)を見ての自分の心構えについて。
昔から好きで、よく読んでいた
祈りを紹介しながら自分の心構えについて語るという形にしました。
ちなみに、祈り とはこんなもの。
神よ。
変えられないことを静かに受容する慎みを
変えるべきことを変えて行く勇気を
そしてこの二つを見分ける知恵を、私たちにお与えください。
ライトホルト ニーバー
変化を恐れず、でも良いものは残す。
私は、どちらかに偏ってしまう傾向があるので時々これを読んで、「そうそう。」と心をリセットさせるのにとてもありがたい言葉なんです。
文章は600字なので、短いです。
いつもこのプログで、字数無制限に慣れている私には、ちょっと辛い。
それでも、あっちを削り、こっちを削りとなんとか体裁を整えて提出。
期限ギリギリに始めたものの書き始めると結構、スムーズに進んで。
ポストにぽん!
あとは待つだけ。
1ヶ月ほどして戻ってきました。
初めてのことなので、ちょっとワクワク。
でもめちゃくちゃけなされてたらどうしようとドキドキ感も重なりながら開封。
文章自体は、読点が増えていたくらいで大きな訂正はされていませんでした。
直すところがないのかしら?
そんなに上手?
とアホな私は思ったのですけど。
んな訳ないでしょ!(笑)
下に、しっかりと講評が書いてありました。
要約すると。。
考え方だけの文章なので。。
それだけでは読み手に対して、説得力に欠ける。
だから、
1)過去 自らに生じた心構え 、
2)今後、間違いなく迫られるであろう、心構え
のどちらかを書けば説得力が増して、読者にもっと訴えられた。
ということでした。
なるほどね。
訴えが弱かったのかぁ。。
その他
文章に不可欠な三要素を紹介してくださっていました。
それが以下のみっつ。
①(独自の)視点
② (新鮮な)材料
③(親切な)構成
が必要と。。。
これについては、今回の私の文章は十分に配慮されていると(ちょっとご機嫌)
最後に
書き終えた後に、必ず音読をするように!
とのこと。
音読には自分の文章を「読者の目でチェックできる効果」があります。そもそも読者は声にこそ出さないものの、実際には音読している のです。
とのことでした。
今回添削していただいた文章も私的にはそれなりによく読んで提出した文章のはずなのに。
いま、読んでみるとなんかリズムのない箇所がチラホラ。
黙読ではなく、音読するとまた違ったのだろうか??
やってみよう。
正直、添削が戻ってきた物を見た当初は
「なんかよくわからない」
と思ったのですけど。何度も読み返すうちに文章を書く上で注意しなくてはいけないことが見えてきました。
私は思いを書いてそれで伝わるものと思っていたけれど。
やはり読者に伝わりやすくする工夫がもっと必要だった。
それは、今まで経験したことや 絶対に起こるであろう未来の話 を書くこと。
例え が不足していたのですね。
良い経験になりました。
次回の課題は「切手」です。
ちなみに
今回提出した文章(つまり、思いだけを書いてしまっている文章)を添付します。
先生の指示通り、読点を訂正したものです。
心構え
神よ。
変えられないことを静かに受容する慎みを
変えるべきことを変えて行く勇気を
そしてこの二つを見分ける知恵を、私たちにお与えください。
ライトホルト ニーバー
生まれた時はまだ戦争が終わって20年と少ししか経っていなかったのに、世の中は高度成長真っ盛り。街の中に戦争の名残は殆ど残っていなかった。だからか、私にとって、戦争は無くて当たり前。平和はいつまでも続くもの。と信じていた。
コロナが流行して、「新しい戦争」だと思った。目に見えない敵と戦う「現代の戦争」
しかし、その戦争が終わらないうちに、次の戦争が始まった。しかも、昔と変わらない、映画のような戦争が現実に起こった。今起こっていることとは思えない光景が、毎日映し出される。しかも今回は「核」が加わって、昔より難しい戦争になった。
そこでやっと、当たり前と思って来た「平和の継続」は奇跡的なことで、何が起こるかわからない世界が「普通」、と認識した。
こんな日々の変化に振り回されると、生きて行く価値すら見失いかねない。せめて、心の平和を保つ自分の軸を。持とう。
それがラインホルトの祈り。久しぶりに読み返してみた。慎みと、勇気を、持つ。いつでも判断が下せるように準備する。それが、これからの世の中を生き抜くための、私の心構え。
悲しいけれど、そんな時代になった。