なんと。。
5月人形を飾ることを忘れていました!
まだまだと思っていたら、そのまま忘れた。
今年はこの兜だけ💦
あとこの小さな鯉のぼり。
それと「出世魚」と言う題名の絵
(頂きました)
ミニチュアの5月人形セットもあるんですけど。今年はお休み。
この兜。私の母が骨董品屋さんで購入したものです。
初孫の男の子(うちの息子)の為に、5月ものを買いたくて色々物色していたらしい。
そしたら。
この兜を見つけた。
上等な品ではありません。
プラスチック製だし。。
何が凄いかって。
この家紋。
亡くなった父の実家の家紋(つまり私の実家の家紋)なんです。
父の家の家紋
かなり珍しいものです。
祖父の葬儀のとき、家紋には詳しい葬儀屋さんも「初めて見ましたー」と、珍しそうに見ていました。
祖父の葬儀のころは、葬儀で家紋を使うことがあったので、仏壇にあった家紋付きの花瓶を「見本にします」と持って帰られていたのを覚えています。
珍しい上に、ちょっと複雑ですからねぇ。
父の話では父の家は
元々は平家で(ホントかどうかわかりません(笑))
源平合戦で敗れて岡山に落ち延びて、そこで家を再興した。
という話で。
確かにそこにいくと、父の実家の名前(かなり珍しい名前です)の家が沢山あります。
そこの家紋が我が家のものと同じか?までは見なかったのですが。
とにかくこの家紋が父の家、つまり私の実家の家紋です。
そんな家紋の兜が古道具屋さんにあるなんて!
母もびっくりして、古道具屋さんに尋ねたところ。「2年前くらいに売りにこられました」ということ。
その頃
父の実家(父の兄の家)が古い家を壊して、小ぶりの家に建て替えたのです。父が亡くなってから、ほとんど付き合いも無くなったのですが、季節の挨拶程度はやっているので家の建て替えの話は聞いていました。
ここからは想像です。
古い家を壊す。つまり不用品が山のようにでます。骨董品も色々あったでしょう。
その時に売りに出されて、そのひとつがこの兜だったんじゃないか?
というのが我が家の推測です。
父の兄の家も、娘ばかりその孫も娘ばかりだったので兜は必要ないと売りに出したのではないか。
母がたまたま入った古道具屋さんは、その家にからそれほど遠くにはなく、売りに来ても不思議ではありません。
電話で確認すればわかるのかもしれませんが、母は「確認なんてそんなの面倒」(年賀状程度の付き合いなので)とのことなので永遠に謎ですが。。
兜は二重の風呂敷に包まれていました。
外側はこれ
兜を覆っている風呂敷はつぎはぎがされていて、物を大事にした祖母が縫ったものかもしれません。
真実はわかりませんが、我が家では
「兜が戻ってきたくて、呼び寄せたんだろうねぇ」と言っています。
そんな兜と、今年も子どもの日を迎えました。
来年は、他のものも飾ろうっと。