おばあちゃんの言ってたこと

昔、おばあちゃんから、しょっちゅう
「そこのメガネとって」と言われた。

「メガネつけてるじゃない？」

と言うと、

「こっちじゃダメなの」

と、言われて。。なんでダメなのか？
訳がわからなかった。

月日はたち。。
いまはわかる。

おばあちゃんは、3種のメガネを持っていた。

遠くを見るメガネ
と
中くらいのメガネ
と
近くを見るメガネ

それを場面場面で使い分けていた。

私も、13年ほど前に老眼を実感して
その後、あーでもないこーでもないと考えて。。。

なんてことない祖母とおんなじことをしている。

韓国語の授業の黒板　や
長く運転するとき　や
食事しながら遠くのテレビを見る時
は
矯正視力1.2くらいに合わせてる遠くのメガネ

いつもかけてるメガネは

矯正視力0.8くらいのメガネ

特に。。

チェロの練習
この度のメガネは離せない。

楽譜は細かいし、合奏となると見えないことは許されない。。えーとなんて考えていると置いてきぼりになるので、きっちり見えないとダメなのだ。

だから0.8に合わせたこのメガネ。
この強さが丁度よい。
これより強くても弱くてもダメなのだ。

このメガネ。近視以外に
すこーしだけ乱視が入っている。

乱視がないと、五線譜の2番目の音なのか、3番目の音なのか読めなくて、つまり楽譜がわからなくなり、混乱して弾かれなくなる。

ちなみにコンタクトだとこの乱視がダメなので楽譜を見るのが難しくなる。

もうひとつ

近いメガネ。

実は、私は
強度の近眼（裸眼で0.03くらい）で、
老眼鏡はいらない。
裸眼で本もスマホも読める。

じゃあ近いメガネがいらないかと言うと、
そんなことはない。
机に向かって、物を書くときは必要。
メガネがないと、ノートと文字が見えなくて、目を近づけないと見えない。。強度の近眼はそんな近くも見えないのだ。

でも、
目を近づけて書いていると、ものすごく姿勢が悪くなって。。。
みっともないので、

近いメガネも必要

0.8のメガネを中心に3種のメガネで私の生活は成り立っている。。

つまりおばあちゃんと同じ。
おばあちゃん、やっとわかったよー。

母は、新幹線に乗るとすぐメガネを忘れてくる。
何でか？と聞くと、本を読むからメガネを外して（母も私と同じ強度の近視なので本を読む時は裸眼だ。。）
窓際に置いて置いているんだとか。。
カバンに入れればよいのに、ついつい窓辺に置いてしまうらしい。
夢中で本を読んでいたり、そのまま寝入ってしまって、気がつくと目的地の駅で慌てて降りると。。

メガネを忘れて。。。

メガネだけが遠い旅にでる。。
戻ってくるのに1週間くらいかかる。

結構頻繁にやらかしていた。。
対策を練るという発想は母にはないらしい

これも、私はよくわからなかった。

本を読む時にメガネを外すということがピンと来なくて。。。

やっと最近、自分で体験してみて。

わかった。。

確かに危ない。　

新幹線だけではない。
電車に乗ると、スマホや本を読むので、メガネを外す。
メガネは必ずカバンに入れるようにしていたけど。。

慌てて降りる時は、メガネをかける暇なく、裸眼で降りるのでちょっと不安だし。
メガネもキチンとカバンに入っているのか不安な中、電車を降りることになる。

だから。。

メガネチェーンを購入してみた。