ちょっと前に韓国の友達から韓国料理を習っていた。
カナダに留学中に今の夫(日本人)と出会って、日本に来た。
全く日本語が話せなかったと言うけど、今はもうペラペラ。メールもバッチリ。
2人の男の子を育てながら、夫の実家の会社の会計も手伝って、韓国語も教えて、料理も教えて。
とにかくパワフルな日常を送っていたけど、よもやの三人目妊娠で、予定が狂い(?)料理教室はおしまいになった。もう3年くらいたつけど、全然連絡してないなぁ。元気だろうか?
だから、結局初歩の初歩で私の韓国料理教室はおしまいになってしまったのだけど。。
私より年齢はかなり下なんだけど。
素直に色々話をしてくれるのでとても楽しかった。
彼女が言うには
韓国料理は「混ぜる料理」
日本料理は「混ぜない料理」
だそうで。
確かに韓国料理は、混ぜる。
私はカレーライスも、ぐちゃぐちゃに混ぜるのは抵抗があって、なるべく形を崩さないように端っこから順々に食べていく。
Citrus ホームページよりお借りしました
時々、ぐりぐりにスプーンで混ぜてから食べる人がいるけど、面と向かって文句は言わないし、表情も変えない(つもり)だけど なんかなぁ とは思う。
(タモリの話ではぐちゃぐちゃに混ぜるのが本場の食べ方らしいけど。まあ、良いけど。。。)
だから、ビビンバの本式の食べ方を聞いた時は、びっくりした。
写真はナディアからお借りしました。
コチュジャンを好みの量かけて(ビビンバにかけるコチュジャンはまたひと工夫してあると聞いた)全部をスプーンでぐちゃぐちゃに回して、均等になったところで食べる。
びっくりした‼️
えーそんなぁー
と思ってたけど。。
確かに、ぐちゃぐちゃに混ぜた方が美味しい。。
やっぱり、本場ものに慣れるべきと思った。
でもカレーはぐちゃぐちゃにはまだ出来ない(笑)
で、料理教室
へぇ。と思ったのがだし。
基本は煮干しと昆布らしいけど。
他も色々あって。
ネギもわかる
でも、玉ねぎの皮(茶色の)とかも入れる。
へぇ〜だった。
「美味しいのに何で捨てるんだろ?」と
よく言ってた。
あと、生の牛肉の塊を水の中にドボンと入れて、ダシをとる。。。
え〜、そのまま???
と叫ぶ隣で
「簡単にだし取れるのよー。美味しいし」
と、言われた。
もちろん、牛肉は、その後しっかりと料理になっていた。
日本の鰹節の出汁は、世界でも珍しいらしい。出汁の為に作って、すぐ捨てちゃうから。他のだしは、残り物から取るとか、後で食べるとかするのに。
考えてみると贅沢なことですねぇ。
鰹節がもったいないなあと思って、炒って味付けして、ふりかけにしたこともあるけど、そんなにふりかけ要らないしねぇ。
もっとも、日本の家庭もいまは、「だしの素」がメインで。
韓国の家庭も「ダシダ」というインスタント出しがメインらしいので、そんなこと考える人も減ってるだろうけれど。。
ちなみに、ダシダ というネーミングは、「出汁」のだしからきたのではない様子。
ダシダという単語は、舐めずる という意味で。そこからきたのかな??わかりません。
もうひとつ、へぇっ
と思ったのが
調味料として あみの塩辛 を使うこと。
味付けに使うらしい。
アミって、オキアミですよね
ごめんなさい。momijiteruyama様からご指摘いただいて、間違っていたことがわかりました。オキアミではなくアキアミ(商品名アミエビ)です。訂正させていただきます!そしてご指摘くださったmomijiteruyama様ありがとうございました!
釣りで使う以外知らなかったのですが💦
酒の肴とかで日本でもよく食べられてるんですね。知らなかった。。。無知。。
時々スーパーでパックで売ってるので、喜んで買ってたんですけど、最近無くて。。
ネットで売ってるのは、キロ単位で。。
そんなには必要ないし。。
見つけたのが瓶詰め。。
1本700円。。高っ。。
珍味扱い。。
こんな小さいもの調味料に使うかぁ、高いよなぁと思ったけど。
韓国料理は、これを使うと抜群に美味しくなるんです。塩じゃだめ。必要なの。。
だから、ぶつぶつ言いながら、買ったんだけど。。
思わぬ敵が。。。
夫と母。。。
何故か、懐かしいものらしくて。。
ご飯にかけて喜んで食べてる。。
アミの塩辛って、物凄く塩辛いんですよね。他の塩辛と比べても全然塩辛い。
だから、ちょっとだけで、ご飯が沢山食べられるんだけど。
2人で毎日食べてるから。
減る。。。
こっちも毎日韓国料理作る訳じゃないけど、今度作るときには、この塩辛の瓶が空になってるんじゃないかと、心配です(笑)高いのにー。。。