チェロとセミリタイア生活

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韓国の文字は今も変化中

中国と韓国と日本の共通のものといえば、色々ありますけど「漢字」って思う方沢山いらっしゃると思います。
私ももちろんそう思っていたのですが。
韓国ではもう随分前から漢字を教えなくなっているそうです。
なので、40歳くらいより前の方々は、本当に漢字が読めないようです。
そりゃ習ってないんですから、読めないんですけど。
漢字の授業を辞めたのは1970年
とは言っても、選択科目として漢字の授業が残っていたし、家庭で結構漢字教育をしている人も多くて、「習って無いけど書ける」人も結構いたようです。
でも、やっぱり教えなくなれば読めない人はどんどん増えてきて、印刷物もその人たちに考慮して漢字を含まない、ハングルだけの文字になって、漢字は消えつつあるようです。
 40代後半の方々は、本当によく漢字が読めてるし、書けていますが、それより前になると見事に読めなくなってるので、教育っていうのは凄いもんだと改めて思います。

 もともと、朝鮮半島の人々は、文字は全て漢字でした。中国からきた漢字を朝鮮語に直して読んでた。
でも、もの凄い量があって習得するのが大変で。。文字を読めるひとたちは教育の機会がある「貴族」(両班)だけになっていました。つまり文盲率が物凄く高かった。
それを問題視した世宗大王が誰でも簡単に読み書きができる文字を作った。それがいまのハングル(한글)です。

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世宗大王 ソウルの真ん中でどーんと座っていらっしゃいます。韓国でも人気のある王様のようです。


ハングルが出来上がって発表したのが1443年
日本で言えば室町時代です。
その時の世宗大王の苦労を描いたテレビ番組がこれ。ハングルを習い出した頃見たので物凄く面白かったし、ハングル知らなくても面白いようによく出来ています。

根の深い木

www.youtube.com


ハングルは物凄く良く出来ていて、覚えやすい。それで世宗大王も上手く広まるだろうと考えたのでしょうが。

文字は貴族の特権だと思っている保守派がハングルに強く抵抗したことから、ハングルが広まらなくなり。。
ハングルを使うことを禁止する王様が出たりと。。
便利だけど、おおっぴらに使えない言葉となったようですが。
結構皆使ってたようです。
でも、公文書にハングルが出たのが19世紀の終わり。文字が出来てから500年かかってます。。
抵抗勢力がそんなに大きかったんですかねぇ。この頃は漢字とハングルが混ざった文章が一般的になっています。

それで順調に行くかと思えば。。

日本が統治して、日本語の使用を強制したりと。。苦難が続きます。。

韓国の方の話によると、この日本統治の間、地下組織として動いていた人たちが、全国で地区ごとに違った韓国語を統一したそうです。「日本に対する反発心のおかげで団結した」と言ってらっしゃいましたがどうだったのでしょう?

日本統治が終わってからは、当然、自由に母国語が使えるので、ハングルは思うがままに使えます。漢字とハングルの混ざった表記から、漢字をつかわない、ハングルだけの表記が増えてきて。つまり、ひらがなだけで漢字を使わない世界ですね。
だから、漢字はどんどん減ってきて、街の看板も漢字がどんどん無くなっているようです。
今後は、ハングルだけの文化が普通になるのでしょうね。

日本も戦後、漢字をやめてひらがなだけにする案もあったようです。
読みにくい文章になったでしょうね。
ただ、韓国の友達に言われたのが「漢字の勉強の時間が長すぎ。この時間がなかったら他のことに時間を割けるのに」と言われ、「なるほど」と思った記憶があります。確かに小学生のときは、漢字の勉強大変でした。
ただ、全部ひらがなだったら、本読むのも大変になるんだろうなぁと思います。飛ばし読みなんて出来なくなる。

結局ハングルもひらがなだけにしたという感じですから。随分と思い切ったことをしたもんです。
私的には、日本は漢字が残って良かったと思います。

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