社会人オーケストラって大人数でやってるので、色んな人と付き合えると思いがちですが。
結構限定的です。
私なんて、ほぼチェロの人としか付き合いが無かった。。
係の仕事で、他のパートとの繋がりもありそうなもんですが、それほどない。。
管楽器となんてほとんど喋ること無かったです。
ただし、チェロパートの中は濃密すぎるほどよく連絡してました。
毎回練習で変更のあったところをリーダーが写メで送ってくれることから始まって。
今思うと、細かいことまで結構連絡取り合っていました。
じゃあ、全部のパートがそうかというと。。
そうでもなくて。
多分、濃密な関係はチェロだけだと思います。
いくつか社会人オケを経験しましたが、大体チェロはそんな感じ。関係が深いんです。どこに行っても、いつの時代もチェロパートって仲が良いです。
これがバイオリンになると、全然違う。
個人主義というか。人数が多いせいもあるのかもしれませんが、一致団結してるバイオリンパートってみたことないです。
ビオラは、結構固まってますけど、ある程度距離をおいたお付き合いって感じで。
大人の付き合い。。
それに比べてチェロは、なんかいつもバタバタしてます。
そしてうるさい。。
意見を述べたい人が多くて、前向きな意見でイケイケどんどんのときはオケにとっても有益なのですけど。
ひとたび「ご意見番」的になっちゃうとうるさいだけというか、うざいだけです。
周りが冷たい視線を送ってるのがよくわかる(笑)
パート内でも、そんな感じで言いたいこと言っちゃうから、喧嘩も起きる💦
大概、治める人がいてどうにかなるんだけど。
ならないこともあって、そのときは悲劇です。
まあ、滅多にないのでしょうけど。
中身が子どもの人ばかりなのかも(笑)
私は人生の重要部分で悩んで決めることがあまりなくて。。
ものすごく決断が早いです。
インスピレーションを大切にしている訳でもなく。。
ただ単に、悩んでいるうちに訳がわからなくなるからなんですけど。。
もちろん、即決して後悔したものも沢山ありますが。
即決して正解!と思っているものの代表が
チェロ
大学に入学したときに、それこそ訳わからない状態で即決してしまいました。
でも、大好きになって、まだ続けている。
よくわかって無い状態でよくぞ選んだもんだと、あの頃の自分を褒めてあげたくなります。
オーケストラの中のチェロの役割というと、バイオリンのようにいつも主旋律を弾いているわけではないですけど結構頻繁に主旋律が来ます。(美味しいところと言っています)ビオラのように低音としてオケを支えるところもあるし、適度に主旋律もあるしで、丁度良い。
個人で弾く場合も、バイオリンほどじゃないけれど、結構曲もあります。
ビオラやコントラバス用の曲はあまりないけれど、適度にあるし、それぞれが名曲なので弾きがいがある。
適当に美味しいところ。
そこが私にはぴったりなんです。
そしてメンバー
先ほど書いたように、喧嘩することもありますし、ご迷惑な立場に立つこともあるんですけど、
その性格が憎めないのです。
怒りながらも結構気に入ってます。
行き過ぎた行動が出ると、ちょっと仲間に入れない!と出ていくことはあるのですが。
別の団体に行っても恐ろしいことに、おんなじようなメンバーがいる。
チェロやっていて、オーケストラやってる人たちってなんでああいうグループになっちゃうのか。
本当に不思議です。
ただ、チェロをやっていて、残念!と思うことが。。。
重くて。。。。
年々重さを感じます。
そういう時はバイオリンやビオラが羨ましくなります。
それさえ無ければ。
素晴らしい楽器なんですけどねえ。