はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」
10年まえは、他人に良い顔をしたくて、というか断るのが面倒で、「無理」と言えなかった。
それで手がかかるようになっても、まあちょっと頑張れば良い話だからと、頑張る工夫をしていた。
世の中そうやっていれば平和に過ごせると思ってきたけれど。
そんなことは無かった。
背負うものが多くなりすぎて、壊れかけた。
壊れそうになってやっと、「無理」と言わなくちゃ大変なんだと気がついた。
だから「無理」と言うようにしたら。
今まで「大丈夫」って言ってたのに、何で?と、「無理」を頼んできた人が怒りだした。
「大丈夫」と言って引き受けてしまう付き合いをしていると、なかなか「無理」が通らない。
断り方も慣れてないのだろう。なんせ、今まで断らなかったから。。上手に断れない。。
もう面倒だから受けてしまおうかとも思うけど。
でも、これを受けたらまた壊れるから
また「無理」と言ったら。
これが結構大変で。
「無理」でわかってくれる人もいるけど
「大丈夫」というまで諦めない人も結構いた。
私はこんな中で生きていたんだと、感心するほど。。
「無理」は、次の「無理」を呼んできた。
「大丈夫」と言うまで諦めない人とは、これ以上は無理だと思って付き合いをやめた。
友達を失うのも1人の時間が増えるのも全く問題ないのだけと、その人が怒って放った「嫌味」な言葉や行動を思い出す。フラッシュバックで戻ってきてとてつもなく嫌な気持ちになり悩まされた。
そんな時出会ったのが、この本
自分はその人の言葉に悩まされてるけど、原因となってる人は、そんなこと全く忘れて、パフェ食べてるよ。
そんなことに悩んでるのはあなただけだよ。だからもう忘れちゃいなさい。
恋するように、寝ても覚めても、嫌な相手のことを考える必要はありません。
と言っている本だった。
そうそう。忘れちゃおう。忘れちゃおう。
でも、その忘れ方がわからない。。
しばらく考えて。
方法を思いついた。
心のゴミを箒で掃き出す。
もちろんゴミも箒もこの世には無い。
心配とか不安とか、世の中、カタチに無いもので結構人は壊れる。
カタチのないものは、カタチのないもので掃き出そう。
溜まったなと思うごとに、心の箒で掃き出した。
掃き出してみると結構楽になった。
端っこのゴミも忘れずに、綺麗に綺麗に。
やっぱりゴミはすぐ溜まる。掃き出すのも面倒だけど。でも掃きださないとどんどん辛くなるから、私の箒はせっせと働く。
そのうち箒じゃなくて、ルンバみたいな自動掃除機になってくれれば。
知らないうちに綺麗になっているのに。
と思う。
でも、なかなか自動掃除機はやって来ない。
はやくルンバよやってこい!