最近
コロナだの小室さんだの。
総裁選だの。
ニュースを見ていると、かなり疲れます。
嬉しくなるのは
双子のパンダのニュースくらいで。
でも、
パンダは何の芸をするわけでもないし、ただのんびり昼寝をしたり竹を食べたりしているだけなのになんであんなに人気なんでしょう。必死に生きようとしているカラスは嫌われて。時々、可哀想になります。
結局、世の中不平等だよなぁと思いながら
でもやっぱり子パンダは可愛い。。(笑)
中嶋朋子さん
中嶋朋子さんと言えば、私達の世代の人は皆、「蛍ちゃん」ですね。
フジテレビのドラマ「北の国から」の蛍ちゃん
彼女ももう50歳
最近本をだしたそうです。
知ったのは、「徹子の部屋」でした。
久しぶりにみた「蛍ちゃん」は、女優はもちろん、妻、母もステキにこなす「朋子さん」に成長していました。
共演した田中邦衛さんや山本陽子さんとの思い出。趣味の「空中ブランコ」の話。夫や息子の話を楽しそうに、綺麗な言葉でおしゃべりするしていて。司会の徹子さんとの言葉のキャッチボールもバッチリで、楽しめた1時間でした。
出版したエッセイ集の宣伝のためのようでしたが、それだけ魅力的な朋子さんを見ると、
「はいはい。買いに行きます」
と、番宣の思う壺で(笑)
その日のうちに本屋さんに。。
本を手に取ると、表装がステキでした。
そしてそのせいか、高い(笑)
中古で安くなるまで待とうかと思ったのですが。
でも、テレビで見た魅力を早く本でも味わいたい!と思い衝動買い。。。
満喫しました。
もともとは雑誌で3年に渡って連載していたものをまとめたものだそうです。
中身は、朋子さんが生きてきて心に残った「言葉」を紹介するものです。
その言葉は、ダライラマやアインシュタインと超有名な方の言葉から、仕事仲間、友達、そして息子の言葉まで多岐に渡ります。
自分がその言葉でどう影響したか、朋子さんのありったけの「言葉」で表現しています。長年女優として、言葉を大事に考えてきた朋子さんだから、そして博識なのでしょう。難しい言葉が並ぶこともあり、無学の私には「うーん」と思うところもあるのですが、朋子さんの迫力のある思いで吹き飛ばされます。
最近は、なかなか良いな!と思う本に出会えなくて、それで結局昔読んだ本を読み返すことをしていたので。
久しぶりの「新しい本」に出会えた感じ。
「装丁」は、本のカバーと表紙がそれぞれ違う表情をみせていますが、重ね合わせるとまた違う表情という3種類の絵を見ることができます。
カバーと表紙別々に写したもの
重ねたもの
そして、それがまた嬉しくなるほどステキです。
価格を下げるために、どうしても安易に作ってしまう最近の本では珍しく。心意気を感じます。
重苦しいなと思っているところに
元気をくれるパワーを沢山もらえて
また、頑張ろうと思える本でした。