個人レッスンは、月3回のペースでやっています。発表会の前は、4回にしていただくこともありますが。2回だとちょっと少ないし、4回だとちょっと忙しいので。このペースが1番ありがたいのです。
発表会は年に一回か多くて2回。
発表会といっても、大袈裟な発表会ではなく、
というか、もう少し華やかさもプラスすればよいのにーーー。と思うほどの淡々とした発表会です。
弾きます!終わりました!
って普段着を着た老若男女が(若くても30歳以上。。いや、40歳以上か?)次々と弾いておしまい(笑)
淡々としているから、続くのかもしれません。
友人に聞くと、他の先生は発表会は、あまりやってないようです。
「そんな発表会なんて嫌!」と友人達は口々に言います。
みな、オーケストラの団員で、弾くことが大好きな人たちですが。
アマチュアオケの人たちは、団体で弾くのは楽しくて良いけど。1人で弾くのは抵抗があるようです。
実は私もそんな1人でした。でも発表会がないと曲もまとめられないし、練習もしっかりやらないし。。まあ、必要かな?程度に思い、やってました。1人でひく緊張感は、本当に憂鬱で。。オケならごまかせても、個人では全くごまかせませんからね。
しかし、今年の5月。コロナ化で一年かけてブラームスのチェロソナタ1番を全曲弾きました。どう考えても、レベル的に追いつけない曲なのですが、先生から「ソナタは全曲ひいてなんぼです」と、さらっと言われ。。。もう必死に。。。普通に弾いて30分かかる曲です。
5分でも辛いのに30分!!
ありえないと思いながら、とにかく練習を重ねて本番を迎えました。
ライトが強すぎて、客席が全く見えなかったということが主な原因かもしれませんが。
ピアノに伴奏して貰って1人チェロを弾くことが。
本当に気持ちよくて。。。
くせになりそう。。。
と本気で思いました。(笑)
楽譜を追うだけで精一杯で、自分のテンポもなかなか示すことができず、リズムも、とにかく何もかも中途半端な出来の発表でしたが。
周りはそっちのけで、私は楽しくて。。
次はああしたい、こうしてみたい。。
と次々と欲望が出てきました。
はまった!ということでしょうか?
次は、ドボルザークのロンドをやる予定です。
恐ろしいハイポジとリズムを作ることが難しい曲です。
なんとか理想に近づいていきたいと。。
夢を描いているのですが。
なかなかですねぇ。