チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

集中力10分でも良いことにする

集中力が続かない。。

 

特に新しいこと。

第九の合唱をやり始めたのはいいのだけど、想像以上に難しくて。

なかなか調子に乗らない。。。

CDに合わせて歌ってみるのだけど、もちろん追いつかなくて。。。

最近は素晴らしいアプリがあって、同じ音程でスピードを落として再生するアプリがある。

それを使って、80%のスピードに落として歌ってみるのだけど、全くダメ。

合わせないどころか、どこをやっているのかわからなくなる。

場所を探し当て、そこの部分を歌おうとするが。。。

できない。

そこでやっと。気が付く。

初めから歌詞(ドイツ語)付きで歌うということが間違いなんだ。。。合唱なめとんのか!と自分で自分に喝を入れて。

じゃあ音階で歌おう。これなら歌えるかもと思って歌って、少しはマシになったものの、続けて歌えない。。

 

もー!わかんない! と嫌になる。

 

簡単だと思ってた(そもそも簡単なはずはないのに。。。)だけにショックが大きく。

ピアノから離れる。

 

洗濯でもと出来上がった洗濯物を干して、またピアノの前に。

またわから無くなって、嫌になり、また家の仕事。。。。

 

なんで私は集中できないんだ!とぶつぶつ思いながら過ごしていた。

 

そうしたら、

10年以上前の新聞記事を見つけた。

 

気持ちのスイッチ  玄月(作家)

ここ数年、何か別のことをしながら仕事をするというやり方が身についた。以前はテレビどころかラジオとCDさえ禁止だった。気が散ると思い込んでいたのだ。

 すると今は、テレビや音楽では気が散らないのかというと、やはり散る。二つのことを同時にできる訳がない。同時ではなく、交互ならできるのだ。

 だからと言って、仕事に戻るたびに、テレビやラジオやCDを消したりするわけではない。つけたまま、仕事に戻る。要するに気持ちのスイッチを切り替えるのだ。

 なんだ、そんなこと、誰でも日常でやっているではないか、テレビやラジオをつけたまま仕事をしている人はごまんといる。と思われるかもしれない。しかし、私はこんなことができるということに気づくのに、何年もかかったのだ。

 それまではさあ書こうと思いたち作業を始めると、ずっと書いていなければならないと思い込んでいた。手を止めて、別のことをやり出せば、もやもやした罪悪感に見舞われたものだった、それでもずっと書いてなどいられるわけなく、つい手の届くところにある本屋、雑誌を読んだり、ギターを弾いたり、寝転んでぼんやりしながら、これではダメだダメだとつぶやいたものだった。

 それでもテレビとラジオだけはつけなかった。それらは一度ついてしまうと、本やギターと違って、めと手の動きを止めれば済むというわけではないからだ。わざわざ電源を切らなければ止まらないというのは、ひどく厄介であり。そういうものをつけるということは元々仕事をする気がないと宣言するようなものなのだ。というふうにはっきり自覚していたわけでなく、そういう気分を言葉にすればこうなる、ということだけのことであるが。

 要は集中力の持続時間である。これまでの経験で、1時間にせいぜい10分か、15分続けばいい方なのがわかり、それ以外の時間は罪悪感なしに好きにすればいいということにやっと気づいたというわけなのだ。

 だから1日中テレビを見ているということは、一日中仕事の体勢をとっているということで、すなわち仕事が普段以上にこなせるということである。

 もちろん、ここぞというときは、集中力が自然に高まる。音が一切耳に入ってこなくなる。その状態が普段からすると異常に長くなることがある。しめしめとhそかに思う。いうまでもなく、それは小説家にとって至福の時である。

 

今の私にぴったり。。。

この 文章を書かれた玄月さん。芥川賞作家とか。

そんな作家さんでも1時間に10分か15分程度しか集中力が続かないなんて。(もちろん調子に乗ってからの集中力はものすごいのだろうけど)

ものすごく勇気をもらった(笑)

ダラダラでも全く構わない。とにかくちょっとずつでいいから続けよう。

集中力は10分と断定してしまえば、自己嫌悪にもならない。

むしろ20分も続けば、自分を褒めてあげられる。

 

優しく、優しく。 

優しすぎるような気もするが。。。

まあいいか。

 

 

すぐ信じる私。。。

初めての合唱の演奏会が終わった。

毎日歌っていたのが、ぴたりと無くなって。ちょっと寂しい。

 

しかし、実は。。。

 

次の予定が入っている。

 

Beethovenの第九。合唱の方。

この第九、オーケストラの方は2回ほど経験している。

この曲。名前が「合唱付き」と合唱が付け足されてる(?)だけあって、オーケストラの譜面もものすごく豪華で楽しい。

この前やったBrahmsのドイツレクイエムもそうだけど。

合唱曲は大概、オーケストラは伴奏役で面白くない。

でも、この第九は、オーケストラがものすごく華やかで楽しいのだけど。。。。

演奏会を経験してみるとそうでもないことがわかる。

お客さんは、全くオーケストラを聴いていない。。。

多分、いらっしゃるお客様は合唱で出演していらっしゃる方の知り合いで。

知り合いは、4楽章の最後まで出演しないから、それまでは暇!と考えていらっしゃるのだろう。。。。

舞台から見ていると、3楽章まではそれはそれは気持ちよさそうに寝ていらっしゃる。

起きていても、「早く合唱にならないかなあ。。。」とオーケストラの演奏は上の空で聴いていないことがよーくわかる。。。

「やっぱり第九の主役は合唱なんだわ。。。」

演奏していて、つくづくわかった。

だから、いつかその主役たる合唱もやってみたいと思っていた。

 

そうしたら、募集していた。

電車に乗るけど結構近所、練習は月2回 日曜の午前中

教えてくださる先生はこの前Brahmsをやった時に講師として招かれていた先生。

ものすごく教え方が上手だった。

伴奏ピアニストもBrahmsの時に弾いてくださったピアニスト。この方もものすごく上手だ。

これはやらない手はない。。。。

 

早速応募した。

 

応募したことを友人に言うとみな 同じように

Brahmsに比べれば第九なんて本当に簡単よー。楽ちんよー」

と言う。そうか、そうか。Brahmsはものすごく苦労して練習したけど、今度の第九は楽なんだ。きっとすぐマスターするだろう!

なんて思ってた。

 

9月になると練習が始まる。

前回のBrahmsは練習が始まる数ヶ月前からコツコツと練習を始めていた。

ちゃんとやらなくちゃ!と焦りながら、毎日頑張ってた。

でも、今回は楽ちんって言うしね。と全く、楽譜を開くこともしていなかった。

 

演奏会が終わったし、さて、流石に楽譜は読んでおくかと、楽譜を開き、CDに合わせて歌おうとしたが。。。。。

全く全然歌えない。。。。

 

え????

 

難しいじゃない????

 

よくよく考えたら当たり前。

世界に名だたる第九だ。

素人のおばちゃんがふんふんふん!と思って歌えるものじゃない。

そんなの考えればわかる話。

「簡単よ」と言った方々は

ブラームスのドイツレクイエム よりは簡単!と言ったのであって、テキトーにやってできると言ったのではない。。。。

 

「そうだよね。当たり前だよね」

 

明日からキチンと練習することにしよう。。。。

 

私は結構思い込みが激しい。。。。

とおい昔、内臓の手術をしたことがあった。

初めての手術でドキドキする私に主治医は

「大丈夫だよ。ちょっと前まで手術後に麻酔が切れるとものすごく痛くて大変だったんだけどね。最近は腰から入れる麻酔をつけることによって術後が本当に楽になったんだよ。だから全然大丈夫」

と言われた。主治医は、不安で仕方がないという私を安心させようとしたのだろう。

主治医の「大丈夫!全然大丈夫!」の言葉をそのまま受けた私は本当に安心して、気が楽になった。手術を体験していた友達は「術後痛いのよねえ」と手術体験を話してくれるのだけど。

私は全く聞く耳を持たず。「今の麻酔はすごくて痛くないんだって」と答えていた。

 

手術が終わって、私はものすごく安心していた。

主治医は取ったものを見せてくれて、「もう大丈夫!出血も少ないしあとは元気になるだけ!」と言ってくれたので、早く退院したいなあ、遊びたいなあとワクワクしていた。

ところが、手術が終わって30分もしないうちから、お腹の辺りがだんだん痛くなってきた。

普段の腹痛とは全然違う。お腹の表面の痛みだ、全く経験したことがない痛みで、訳がわからない。しかもどんどん激痛になる。

「話が違うじゃん!」と思ったがそんなことは言ってられないほど痛く。看護婦さんをよんだ。看護婦さんは「あー。麻酔が切れて来たのね。坐薬入れましょう」と全く動揺することなく、ものすごく軽く対応してくる。

坐薬を入れてちょっとだけ楽になった(でもかなり痛い)

落ち着いたところで、看護婦さんに文句を言った。

「全然痛くないって聞いたのに、ものすごく痛いじゃないですか!!!」

言われた、看護婦さんはものすごくびっくりしていた。

そして、落ち着いた声で

「お腹切ったんですよ。痛くないわけないじゃないですか。。。。」

真面目な顔で、呆れた顔で言ってたけど、きっと内心は「この患者、何言ってんだか」と思ったと思う。

 主治医は「全然痛くない」と言ったけど、全然の前に「昔に比べれば」という言葉が入っていたのだろう。まさか、お腹を切って、痛みが出ないと思う患者がいるなんて想像もしてなかったのだと思うけど。。。。。 いるんですよね。。。。(笑)

 

この話、30年くらい前の話だけど。あの時も「私ってばか」と思ったけど。

30年経っても同じ思い込み(しかも自分に都合の良い)をしてる。

いい加減に治さなくちゃと思うんだけど、まあこの年になってもそうなのだから。

無理なのだろう。きっとこれからもやらかすに違いない。

さあ、歌の練習しよっと

 

 

 

合唱演奏会終了!

久々に演奏会(コロナ直前以来?)

合唱の演奏会は生まれて初めて

 

流石に緊張しました。

楽器の演奏会は、体調管理はあまり考えなかったのですが(指の怪我に注意するくらい)

歌は体調がそのまま影響しますので。

喉が痛いなんて絶対ダメです。

体調悪かったら、1時間もの間歌い続けられません。(体調よくても立ってるのも大変なのに)

しかし、演奏会は8月で、今年は猛暑。夜はクーラーがないとやっていられません。

これでどうやって喉を保護するのか。。。。

喉にタオル巻いて寝てみたりしたけど、暑くて暑くて。。。すぐ外し。。。(笑)

もう、考えてもどうしようもないから、とにかくしっかり寝よう!と考えを切り替えて、

睡眠第一!にすることに。

 

数日前から早寝を実行。

体を冷やさないように、食べ過ぎなんてだめ!

大事に大事に過ごして(笑)

当日を迎えました。

朝はいつもより早めに起床。息子のお弁当があったので、ついでに自分の分も作って。

朝食をみんなよりも早めに食べて、朝8時に出発。

駅まで夫が送ってくれたおかげで、予定より早めに会場に到着。

バッチリ。

 

前日も夜に練習があったので、当日の朝はまだ喉も疲れている様子。

若者ならリハーサルから少しずつ調子をあげて本番に臨みますが。

年寄りはそんなことはできません。

リハーサルは、とにかくおとなしく、おとなしく。

会場の雰囲気がわかって、頭が演奏会モードになればいいのですから。

これは楽器演奏の時も同じ。

指揮者や先生たちは最後のまとめ!という感じで、「もっともっと!」といろんな要求をしてきます。

もう今頃新しいことを要求しても、無理だって!と思うのですが。

そこら辺は調整が効かないらしい。

でも、それに乗っかってはいけません。絶対に。

過去にオーケストラで指揮者の言う通りに頑張って、本番で力尽きて、ヘロヘロになって終えたことがありましたから。

絶対に、乗ってはいけない(笑)

 

本番。

会場は円形の劇場になっていて、ものすごく音が響きます。

歌っていて気がついたこと。

声を張り上げても、歌い方が悪ければ響かないことに気がつきました。

普段の練習会場は、普通の部屋なので、響く歌い方でも叫ぶ歌い方でもどちらも同じ音量で聞こえますが。

この会場では、響く歌い方をしないと、全く響きません。

残念なことに両隣は、響く歌い方ではないので(もちろん私も)全然聞こえないのだけど、その向こうの人の声はものすごく響いている。

しかも声を張り上げてないので、ものすごく余裕で歌っている。

「えーこれすごい!」

本番中なのですけど、今しかそんな体験はできないので、色々真似して歌ってみましたが。。

できるわけありません。

でも、演奏会は、リハーサルまで体力を温存していた方が多いらしく、リハーサルの時とは全然違う音量、響きでものすごく上手くいきました。(と思う)

パイプオルガンも鳴り、広いホールでオーケストラをバックに歌うのは気持ちがいい。

年末から、ヒーヒー言いながら練習し、毎朝歌っていたこの曲ともこれでおしまい。

寂しいなあ。と思いながらも曲はどんどん進んでいきます。

長い、長いと思っていた曲ですが、終わってみると「え?おしまい?」という感じでした。

 

全く合唱経験のない(高一の音楽の授業以来)無謀な挑戦が終わりました。

感動!というより、「もうあの曲は歌わないんだ」という寂しさの方が大きくて。

だからと言って、もう一度自分で歌ってみようかという気持ちもなく(笑)

楽譜をしまって、使っていた道具も整理整頓しました。

 

新しい世界の挑戦は思ったよりも、いろんな収穫がありました。

やりたいけど、ちょっと勇気が出ない!と閉じこもっていなくて正解でした。

やらなくては前に進む道も見えて来ませんからね。

やっぱりやってみたいな!と思うものはやっとくもんだと思いました。

 

 

 

断捨離の効果が出てきた

数日間、和室の断捨離をした。

断捨離をすると大体家族から文句が出る。

「そんなに捨てなくても」とか、

「目の色変えて捨てなくても」

とか、とにかく捨てることに抵抗ばかりされる。

まあ、言うことはわかるけどね。

大体、使ってないものしか捨ててないし。

使いやすくしてるんだし。

と、反論していたのだけど。

「別に使いやすくなってないし。」

とか、

「かえって面倒になってる」

とか、ろくな返答は返ってこない。

だから、こそこそと静かに、家族のいない時を見計らって(笑)家具を動かし、捨てていた。

もちろん、夫や息子のものは捨てない。

それでも、捨てるものはわんさかあって、捨てても捨ててもどんどん出てくる。

 

ネットで断捨離の経験談が出ていたが、その人は、

「ビニール袋10袋も捨てて、スッキリしました!」

と、コメントしていたが。。

そんなに、ちょっとでスッキリするの???

と、びっくりした。

決して広くないマンションで、決してゴミ屋敷ではない(多分)我が家でも、もう何十袋も捨てて、まだまだ捨てるものがある。(笑)

 

 

しかし、何度も断捨離をした結果。

今回 かなりの空間が生まれた。

今までと違うのは目に見えたところがスッキリしたところ。

 

で、

夫の実家から帰ってきた息子は、

「なんか、スッキリしてる!」

と、初めて、好印象なことを宣った。

 

夫は、何も言わなかったが。

 

次の日、和室のパソコンの前でネット講習(合気道)を受けていた。

今まで、ネット講習は、事前に自分の部屋にディスプレイ(大きいから見やすい)を持ち込んで、自分の部屋でこっそりとやっていた。

しかし、今日は、スッキリしたパソコン空間がお気に召したのか、和室でディスプレイを動かすことなく、その場で講習をやっていた。

合気道の講習だから、動くのだけど、断捨離した空間は広くて、それなりに(転がるのは無理だが)動き回れるので、問題ないのだろう。

なにより、ディスプレイまわりがスッキリしているのが気持ちよいみたい。

和室の利用価値が上がった!!らしい。

 

掃除の上手な方なら、一回断捨離しただけで、スッキリするのかも知らないけれど。

私の場合は、効果が出るまで、かなりの回数が必要だった。

ただ、断捨離をやり始めた目的の一つは、「終活」でもあった。いつその日がくるのかわからないけれど、とにかく出来るだけ身軽にしたいと思っていた。

でも、身軽になるのは、生きてる間でも充分有効なようで。。

時間はかかるけど、やっただけの効果があることもわかった。

こんなに快適になるなら、もう少し頑張ってみようと思う。

まだまだ終わりは見えませんがねぇ。(笑)

 

 

和室の断捨離

片付けは好きじゃない。

でも、モノが多いのも嫌なので。

ちょこちょこと断捨離をやっている。

とは言え、毎回小規模な断捨離。

大きくやると途中で嫌になるので、場所を決めて、今回はここを中心にやろうと、始める。

やる気になると、スイッチが入ると、自分でもおおー!

と思うくらい、やる気になり、しばらくスイッチが入って、そこらじゅうが綺麗になるのだけど。。

自分でもいつそのスイッチが入るのか。さっぱりわからない。

本当に突然なので。。

今回は、夫と息子が墓参りを兼ねて夫の実家に出かける前日。2泊するそうだ❤️

突然スイッチが入った。

スイッチが入ると、今まで何にも思わなかったところが、突然汚く見えてきて、いてもたってもいられなくなる。

今回の標的は和室とした。。

和室と言えば、押し入れだけど。

今回は押し入れではなく、和室のあちらこちらに点在しているものを始末しようと。

 

いつも思うのだけど。和室の片付けはなかなか上手くいかない。

和室とは、本来、物を置かない空間なんだと思う。

床が畳で壁が薄茶、天井が木目というだけで、洋室とは、全然違う。

低い机と座布団、それにお茶の道具が入っている背の低い茶箪笥。

それだけで、いっぱいなのだと思う。

ごちゃごちゃあるものは押し入れに入れて、夜になったら布団を出して。

モノが少なかった日本が作りだした空間の美

みたいなものがあるのだと思う。。

 

でも、今の日本人は本当にモノが多い。

マンション住まいでそんな「空間の美」を満喫できる家庭など、そんなに無いと思う。

あるものをきっちり詰め込みたいから。

だから、リフォームでは皆、和室→洋室に変えるのだと思う。

しかし、我が家は、

「俺は畳の上で死にたいから、リフォームは嫌だ」

と、抜かす夫がいる。

「畳の上で死にたい」

と言うのだけど、いつも別の部屋、しかも洋室のベッドで寝ている。

死ぬときは畳って言っても、こんなにごちゃごちゃした和室で、亡くなるのはよっぽどのことだと思う。。

夫がこの部屋で亡くなることは多分、絶対にない。

 

でも、夫は、とにかく和室を潰すのは嫌なのだろう。

そう言われると、リフォームする訳にはいかないので、なんとか和室を心地よい部屋にしなくてはいけない。。

 

前回は押し入れのものを整理して、少し風通しが良くなった。ものの出し入れも楽になった。

今回は、和室のごちゃごちゃ感を減らしたい。。

どうするか?

 

目線から上にあるものを整理しよう。

 

よくよくみると、コルクボードとか、息子の表彰状とか、賞をとった絵とか。。

額が沢山並んでいる。

もらったのは主に小学校の低学年。。

もらったときは大喜びして、せっせと額を買ってきて並べたものだけど。

これのおかげで部屋が落ち着かなくなっている。

浪人生まで大きくなった息子の表彰状はもういらないでしょ。

額を外して、表彰状は卒業証書とか表彰状が入っている箱に入れて。

額は廃棄することに。

コルクボードも、物凄く目立つところに大きくかけていたけど、目立たないところに移動した。

これで結構スッキリ。。

 

白い壁がよく見えるようになり、家具の高さも腰あたりに揃えたので、ガチャガチャ感が少なくなったような気がする。

 

とは言え、ひと方向は高さを低くしたけど、反対側は、天井まで本棚がでーんとそびえているので、「和式の美」とは程遠い。。

 

そちらはまた考えよう。

 

 

本来ならこれで良いのだけど、スイッチが入ってしまったので(笑)

捨てようと思っていた古いタンスとか、古いパソコンとか、やろうと思って、やっていなかったものをやっと終わらせた。。

そうやっていると、あれもこれもとどんどん出てくる。

 

なんせ、夫と息子は泊まりがけで出かけてしまったので、止める人がいない。

スイッチが入ってしまった私としては、いくらでも掃除できる環境だから。

お盆で習い事も全て休み、

母の食事づくり(私も食べるけど)

あーでもないこーでもないと朝から晩まで、和室に閉じこもる(笑)

 

出てきたゴミを分別する。

出来るだけ、「燃えるゴミ」に持って行ってもらいたいので、長いものは、ノコギリでギコギコを短く切る。

 

大きなものは、粗大ゴミに申し込んだ。

 

山のようなゴミ袋を、ゴミ置き場に持って行って、やっとスイッチがオフになった。

 

今流行りの「ミニマリスト」にはなりたくないけど、こざっぱりした空間に住みたいと思っている。

ただし、これは私だけの希望であり、家族の希望ではない。

だから、私の動かせる範囲内で断捨離を進めているのだけど(動かせないのは夫と息子の部屋)これだけでもなかなか終わらない。

だって、自分の部屋だって終わっていないくらいなので(大分進んでいるけど、終わりは見えない💦)いつ終わるんだろう?と思う。

でも最初に比べたら、かなり使いやすい家になっている。と、思う💦

今年もあと何回スイッチが入るのか。。。

今度はどこをやろうかなぁ。

 

 

 

勝手に作曲。。。。

合唱未経験なのに参加して。。

難曲のブラームス 、ドイツレクイエムを歌っています。

あわあわしながらも続けていて。

無謀な経験は、今月終わります。

声を出すのも大変なのに、曲が難解で、しかもドイツ語。。

歌う作法もドイツ語の常識も知らず。。。

とにかく、楽譜と睨めっこして、CDと一緒に歌う毎日。

それも、あと数週間。。。

結構頑張ったなぁ。。

と思うのですが、どんどんボロが出てきます。

ボロのその1

ところどころで、音が全然違うんです。

その違う音を信じてしまい、直そうとしても直せない。。

まだまだあるんじゃないかと、見直してみたら、ボコボコに出てきます。

酷いときは、こんなに

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赤の付箋が貼ってあるところは間違って歌っているところ。

1ページに4箇所!!

まあ、これは物凄く多いページなんですけどね。

結局、全部で31箇所、間違って歌っていたんです。ブラームス の代わりに作曲💦

全部で95ページの楽譜で31箇所。。

これを全部直さなくてはいけないんです。

楽器で間違えて弾いてることもよくありますが、間違えたことさえ認識すれば訂正はそれほど大変ではありません。

でも、歌の音程は脳の中に刻まれているので直すの大変なんです。。

どうやって、直していくか。。

ひたすら、歌って直すしかないのでしょうか?

未経験者は、焦ってます(笑)

直るかな?

ハンコ の台 がお気に入り

ここ一年ほど、ハンコ を使う機会が多い。

母の介護が始まったせいで、書類にペッタンペッタンハンコ を押す。

しかも、あっちもこっちも、ペッタンペッタン。

母の名前、住所、電話番号、そして押印を何回も何回も

とにかく書類が多いのだ。そして、それに伴い、ハンコも必要。何箇所も。

 

河野大臣の「ハンコ 廃止!」の号令は何処に行ったんだ〜!

と思いながら。ペッタンペッタン。

 

ついでに、母の金銭管理をし始めて、口座を整理しようとしている。

銀行に通い始めると、また大量の書類を渡されて、名前、住所、ペッタンペッタンが始まって。

 

しかし、私は、物凄くハンコ を押すのが下手だ。何度も練習して、ハイ本番!と押しても、どこかが切れていたり、不鮮明だったり。

結局、一度で成功することはなく、周りにペッタンペッタンと成功するまでハンコ を押して。

出来上がった書類は、ハンコ があちこちに押されている何とも言えない、汚い書類となり。。

 

何でこんなに下手なんだろう?

と密かに悩んでいた。

 

ある日銀行に行ったら、銀行のお姉さんが「ハンコ お借りしてよいですか?」と、私の代わりにハンコ を押すと申し出た。

銀行の人が押す方が手っ取り早いのはわかるけど、ハンコ は大事なものだから。普段の私は、そういう時はきっぱり断る。

「自分で押します」

ハンコ ひとつで運命が変わることもあるのよ。

そうそう簡単には任せられません!

と、毅然とした態度で(笑)自分で押していた。

 

でもその時は、何故か

「はい、お願いします。」

と、えらい素直にお願いしてしまった。

その時の銀行は、母の管理方法がめちゃくちゃで、とにかく、ひとつの普通預金にまとめようと、そのお姉さんは時間をかけて努力してくれていた。

本当にお手数をかけて、やっとやっとそれが終わる最終日だったので。

もう、こちらとしては、お姉さんにすっかり信頼を寄せていたから。

ハンコ を押すのも、お願いしても大丈夫だろうという気持ちになったのかもしれない。

 

そんな人生(笑)を過ごしてきたので、

私としては、銀行員の人がハンコ を押す姿は多分、生まれて初めてみたことになる。

興味津々で、お姉さんの手元を見つめた。

 

お姉さんは、ハンコ の台を紙の下に置いて、ハンコ に朱肉をつけてぐいっと押した。

そこまでは私もいつもやってること。

違うのはそこから。

押したハンコ をググっと押し付けた。そして物凄く力を入れたまま、ハンコ を一回転させた。

その力の入れ方が物凄く強くて、ハンコ台が凹むんじゃないかと思うくらい、物凄く力をいれてゆっくりとしたスピードで回した。

ゆっくり一回転した後、紙からゆっくりハンコ を外すと。

綺麗な印!が出来ていた。。

 

無茶苦茶感動。

押印とはこうやるのか!!

 

私は、上からぺたっと押すだけだった。

しかし、本物は(笑)押したまま、一回転させるんだ!知らなかった!

これからはこうやって押印をしよう!

 

ワクワクしながら、銀行を後にして。。

 

家に帰って、まず。

カタチから入ろうと、ハンコ台をAmazonで注文した。

大きさは、携帯サイズ。364円。。

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すぐに到着して、中身を見ると、裏は、筆記用の下敷きになっている。
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母関係の書類はまだまだ沢山あるので、早速使用してみる。

今までハンコ台なんて、必要性を感じなくて、ちょっと柔らかいものを探してきて下敷きにして押していたけど(そして失敗していたけど)

専用のものがあると何だか落ち着く。

ちょっと上等な人になった感じ(笑)

そして、裏返して下敷きを使って字を書くと、落ち着いて書くことができて、これも良い感じ。

場所も取らないし、安いし、一度買えば長いこともつ。。これって素晴らしい!

 

ちなみに、押印だけど、かなり上手になってはいるけど、やっぱりまだ失敗する。

銀行のお姉さんのように、ハンコ 台が凹むほど押さないと100%成功にはならないようだ。

 

でも、

ハンコ台を買って、ハンコ を押すのが楽しくなってきた。

介護の書類も、去年は、「まだ押すの?」と思いながら押していたけど。今年は、押したくてたまらない。

しかし、

どうも「印 廃止」が今年になって伝わってきたようで。。。

今年は、殆ど押すことがなくなってしまった。

その代わり銀行業務(母の)があるので、使っていたけど、それもそろそろ終わりつつある。

 

せっかく、押したくなったのに。

物凄く残念だ。

銀行業務も慣れてきたことだし、この際だから夫の銀行の口座も整理整しようかな?

ちょっと夫に相談してみよう(笑)