プロって凄い。。

もうすぐ88歳になる母。入れ歯を無くしたとか💦

少し前も無くして、わいわい言いながら探したら出てきたのだけど。。

今回は出てこない。

しかも、その入れ歯は修理しましょうと歯医者さんに言われて予約が取ってある。

修理するものがないのに歯医者に行っても何もならない💦

予約は1週間後なのだけど、その日までに見つからなかったら、仕方ないから新しく作ろうかとうことにした。

でも、見つかったら、修理しよう。

と、母と話し合った（どこまで記憶しているのかわからないけど、一応話し合った）のだが。

さて、これを歯医者さんにどう説明すればよいのか？

大体、入れ歯無くした！という話するのも恥ずかしい。

でも、言わないと話は進まないし。。。

と、ぶつぶつ思いながら、歯医者さんに電話した。

電話に出たのは、ベテランの受付のおばさま。

歯医者さんが出来たときから（17年くらい）受付をしていて、ちょっと怖い（笑）

遅刻すると「今度から気をつけてください！」とハッキリ言われるし、笑顔はあんまり見せないし、ちょっと苦手だが、でもいつもスピーディーに的確に処理してくれるので信頼度は抜群なおばさまだ。

名前を告げると、「あー。」

と、次回の予約の日程と診察内容（入れ歯修理）をすぐに言ってくれた。

個人の歯医者さんだけど、患者さんは山ほどいる。でも、苗字を伝えただけで、すぐデーターが取り出せるのは流石だ。

で、そのおばさまに

「あのー母が入れ歯を無くしたみたいでー」

と言うと。たったそれだけで

「あー新しく作りますか？」

と、間髪入れずに返事がきた。

「はい。でも今度の診察までに入れ歯が見つかったら、修理してもらいたいんですけど。。」

と、ちょっとワガママかな？と恐る恐る（怖いから（笑））言うと

「はい。大丈夫です。新しく作るのでも修理するのでもどちらでも大丈夫なように用意しておきます。」

カンペキ！

「よろしくお願いします。」と言って電話を切った。

その時間、3分もかからなかったと思う。。

実は、その直前、大手メーカーの修理のお姉さんとのやり取りで物凄くイライラした電話をした後だったので、その素早い電話対応にスッキリして、本当に感心した。

実は、食洗機の調子がすこぶる悪い。

買って一年が過ぎたころから調子が悪く、何度も修理に来てもらっているが、全く直らない。

修理してもらうと少し調子を戻すが、また数カ月すると同じ症状で動かなくなる。

大手メーカーなので、修理センターに電話すると、オペレーターの方がそれは丁寧に、しかも的確に修理日程を決めてくれていたのだけど。

少し前から、修理工場（？）と直接交渉するというシステムになった。

その修理工場のオペレーター（お姉さん）が酷い。

オペレーターは1人ではないのだけど、どの人がでても、要領を得ず、しかも、何故か、皆さん空気の抜けたようなぼおーっとした対応で。

別に都合のよい日程を決めればよいだけなのに。数十秒の電話の間だけで、どうしてこんなに気分が悪くなるんだろうと思うほど、イライラする。

壊れて困っているから、（しかも何度も）こっちもイライラしているので、益々イライラする。

そして、何度も壊れるから、イライラは増幅。。

でも、何でこんなにイライラさせられるの！！

大手メーカーだろ！

対応教育くらいしろよ！

と、憤慨しながら。電話を切った。

でも、私にはもう一つやることがあって。。

車だ。

エンジンをかけると「冷却水を点検してください！」と警告がでて、うるさい。

この車（フォルクスワーゲン、ゴルフ）、もう7年になるのだけど、最近調子が悪い。半月前にはガソリンスタンドに行ったら、給油口が開かない！と言われて、修理した。

o-chancello.net

18000円！

修理して帰ってきたら、

今度は、「タイヤ圧を確認してください！」

と警告が出るようになって、

持って行ったら、

「タイヤは大丈夫です。エラーです」

と、言われた。（さすがに修理代金は取られなかった）

それで終わりかと思いきや。

数日前からエンジンをかけると、警告が出る。

「冷却水を点検してください」

と。。

今度は冷却水かよー。またエラーでしょ！

と、数日ほっておいたのだけど、エンジンをかけるたびに、警告音が鳴るのでうるさい。

やっぱり、警告消してもらおうと、ディーラーに行った。

先ほどの食洗機の電話の後だったので、

物凄く高飛車な態度で、

さっさとエラー消してもらって、帰ろう！

早くやってよね！という雰囲気満載で行ったら。

「冷却水漏れてます。」と丁寧に、穏やかに言われた。

高飛車な態度だったこちらは、

急には、しゅん！と穏やかになれず（笑）

「えー、エラーじゃないんですか？」

と、また高飛車に（少し低くなったけど）言ったら、

「はい、今回は本物でした。」

と、自分達の否も認めつつ、事実を少しずつ本当に穏やかに伝えてくれて。。

こちらも、それに応えて（笑）少しずつ、低姿勢になってきて。

こうやって、少しずつほぐしていくのか。。

いきなり、「うちは悪くないですよ！」と言われたら、客の方も立場が悪くなって、逆切れする場合もあるだろうから。少しずつほぐしていく、接客マナーなんだろう。

プロやなぁ。

冷却水が自然に減ったものなのか、何処かが壊れて減ったものなのか、点検してもらうことにした。その時間、30分弱。

ディーラーのおじさまが戻ってきた。

「壊れていました。早めに修理なさったほうが。。」

と、もう印刷された見積もりを渡された

10万円！！

「修理を前提にお話させていただくのも申し訳ないのですが。あれだけ水漏れしていたら、連休何処へも行かれませんし。今日お預かりすれば明後日出来上がりますので、連休は快適にお過ごしいただけるかと。。。」

これで、修理しない！などとは言えません。

「はい。お願いします。」

「代車もご用意があります。2台ありますがどちらがよろしいでしょうか？」

点検してる間に、見積もりを作り、修理日程を確認し、代車の空きを確認したのね。

流石や。。

もしかしたら、もっと安く修理できる方法があったかもしれないけど、この迅速な対応力を見せられると、反抗する気なくお願いしてしまいました。

プロって凄い。。。

そして、私はプロが大好きです。

映画はエクゼプティブシートがおすすめ

先日見つけた　メトロポリタンオペラの映像での配給。

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で行われたばかりのオペラをそのまま映像で全世界（７０カ国）の映画館で上映されるのです。

生のオペラを見る方が臨場感があるし、本来はそうやってオペラは楽しむものなのだと思います。

そうは言っても、生のオペラは本当に高くて。。

有名どころのオペラになると、7万円近く。。

無理です！無理！

と思っていたら、そのメトロポリタンオペラが映像で映画館で見られると！！！

o-chancello.net

早速、予約をして行ってきました。

神奈川県横浜市に住んでいる恩恵で、みることができる映画館は結構あります。

どの映画館も同じ期間で同じ時間で開催されるので、どの映画館にするかは、映画館自体の好みだけ。

どこにしようかな？と思いながら悩み（本当にありがたい）結局川崎の１０９にしました。

予約しなくてもすきすきだから大丈夫！と言われたのですが。

最初だから予約をして行こうとサイトを見たら。

エクゼプティブシートだけが１席を残して全部予約済み。

エクゼプティブシートって、使ったことがないのですが、今回の演目が5時間近いものなので（休憩２回）７００円プラスすれば良いみたいだし、まあ使ってみるかと、ポチッと予約してみました。

他の一般席は１席も予約なしなのに、エクゼプティブシートだけが、全部予約って不思議。。。。

当日。昼前に始まって、終わるのは３時すぎですから。

お昼が必要だなと思って、soup stock tokyo 

のスープとパンを持って入場。

オペラもワクワクしますけど。

エクゼプティブシートもワクワクします。

映画館の部屋は小さめの部屋でした。

エクゼプティブシートに向かうと

みなさん、いろんな食べ物を持って着席していらっしゃいます。

お寿司を持ってるかた、パンを持っている方。

ペットボトルの方もいらっしゃいますが、水筒を持ってきている方もちらほら。

5時間に備えてみなさん考えていらっしゃいます。

予約した時は空いていた一般席も後ろの方は混み合っていました。

前の方はすきすきでしたが。。。

エクゼプティブシートは椅子は足は思う存分伸ばせるし、リクライニングもできます。

それに右側に広い専用テーブルがあり、長時間の場合お弁当とか飲み物とか色々置くのに好都合で快適でした。

何より隣との距離があると言うのは、気分がいいです。

７００円でこれはいいなあと、クセになりそうです。

（後から知ったのですが、入会金１０００円　年会費無料のポイントカード会員になれば、

エクゼプティブシート７００円は無料になるそうです。２回座れば元が取れますので。

でもその分、予約で取り合いになるので大変そうですが。。。。）

そして映像は。。。。

演目はワーグナーのローエングリーン

5時間って、初めての体験ですが。

途中、出演者のインタビューがあったりとただ映像を流すだけではない、映画館で見る人に寄り添った演出をしていました。

音響はもちろんサラウンドですし（５.１ch) カメラも１０台以上を使って撮影していて、生で見るよりも迫力を感じることができそうでした。

世界７０カ国（２０１９年、今年は不明）で上映されているとか。

新しいオペラの楽しみ方ですが、これでオペラファンが増えていけばという願いも伝わってきます。

作品のローエングリーン。

この中で使われる曲はものすごく有名で、学生時代からいろんな曲を演奏してきました。

結婚行進曲なんて、ローエングリーンを知らなくても結構な人が知っている曲ですよね。

それらの曲がどんなところで使われるのか。全く知らなかったのですが、今回よくわかって。

長年の疑問が解き明かされてちょっと安心。

それにしても、オペラ歌手の方々の実力はすごいです。

WBCの大谷選手も「宇宙人か？」と思いましたが、このオペラに出演されている方々も

まさに「人間業とは思えない。。。。」ものすごい実力です。

演出も趣向を凝らしてあって、綺麗でしたし、衣装も演目に合わせて、場面場面で切り替えられる（その他大勢の出演者の衣装も黒や赤や緑に変化できる衣装。磁石でくっついているらしい）ように工夫してあって。

細かいところにも工夫が凝らしてあって、これぞ現代のオペラなんだと感動しました。

あっと言うまの5時間。全く飽きることなく、終わってしまいました。

大大大満足。。。。。

またこなくちゃ。

怒らない！！自分のために（笑）

2月から始まった、合唱の練習。

毎週通っています。

曲はブラームス のドイツレクイエム。

70分を超える大曲で、内容も難しい💦

合唱経験が全くないので、お荷物になってはいけないと、家でも結構練習しています。

綺麗な声で。とか、思いをこめて。

なんて、絶対、無理なので（笑）

とにかく、正しい音で、ドイツ語で歌えるようにと日々奮闘中。

まあ、楽しいんですけどね（笑）

練習の最後に次回やるところを先生が伝えてくださいます。

「次回は七曲目全部と一曲目の途中までやります」

とのこと。

もちろん、せっせと家練習に励みました。

そしたら、三日後くらいに先生から全員メールが来て

「一曲目とニ曲目も全部やります！」と追加されました。

えー！大量だなぁ。出来るのかなぁ？と思いながら、文句を言える立場ではないので、

ハイハイと、一曲目とニ曲目を練習しました。

練習当日、練習は夕方からです。

行く前に、ちょっと見直して。そうすれば完璧！と、思っていたら。

昼過ぎに、また先生からメール。

なんだ？と見ると

「練習内容変更します。三曲目と六曲目。」

練習は3時間後ですよー。

今更内容変更ですか？

合唱団は200人です。

当然、メールを見ないまま練習に来られるかたもいらっしゃいます。

今から出来るわけないでしょ！！

三曲目も六曲目も長い曲なので、今から予習なんてできません。

というか、どっと疲れて、やる気が無くなり。。

しばらくぼーっと。

ぼーっとしているうちに、腹が立ってきて、返信メールを送りました。

もちろん、落ち着いて、穏やかに。でも言うべきことは言おうと。

夕方練習会場に行くと、集まった人たちは結構怒ってました（笑）

そりゃそうですね。

でもよく見るとガンガン怒っているのは女性ばかり。

男性陣は、のほほんといつもと変わりません。

何で怒らないの？？？

物凄く不思議でしたが、その分、女性陣は怒ってる。私も一緒になって怒っていました。（笑）

練習が始まりました。

怒りの声は聞こえているはずなので、当然、

直前変更のお詫びがあるものと思っていました。しかし。。

「今日練習内容変えたメール送ったら、ぶつぶつ言う人が結構いて。。。私は今後の進み方を考えて変更したんです。今日は予習してなくても大丈夫な練習にしますから安心してついてきてください。」

と。。。ぶつぶつ文句言ってる人はうるさいというような発言で。。

「突然変えて混乱させて申し訳ありませんでした」と、言われるもんだと思っていただけに。

もうびっくり。。

唖然としましたが。。

何故か、怒りは無くなり（呆れたけど）冷静になっている自分がいました。

「この人に怒っても無駄。。」

と思い、怒った時間がもったいなかった。

と、反省しました。

黙々とやって行こう。

先生は嫌でも、音楽は出来ます。

しかも8月まで。期限付きです。

自分で機嫌をコントロールして、楽しめばよいことで。細かいことにぐちゃぐちゃ言っても、何の効果もないから。

仕事をしていた時は、今より怒ることが多かったと思います。でも、「仕事だから」と自分に言い聞かせたり、何より時間のない生活でしたので、ゆっくり怒る時間も無かった。

今は、変に時間があるので、じわじわと怒りが込み上げてきてしまいます。

これって、物凄く身体に悪そう。。

辞めよう。

反論は必要だと思います。でも、一度押してみてダメなら「あーこの人ダメだわ」と諦めて別の手段を考えないと。一度押してダメな人は、何度押してもダメなので。

人生のなかで、押し通す必要のあることって、それほど多くないから、殆どのことでは

一度押してダメなら別の道。

で良いと思うのです。

そうは言っても、専業主婦の世界も腹の立つことが次々と出てきます。

いつまでたっても、キチンと直してくれない食洗機の修理屋さん。最初に修理を依頼してから一年近くになるのに、直りません。この前は、直したその日に同じ症状が出て。また修理依頼。2021年製のものなので、買い替えるのはいくらなんでも早すぎる。しかも、卓上食洗機は今のところ一つの会社しか出していないので、買い替えてまたこの会社の製品！！と思うと、とてもやる気になれない。

だから修理！とお願いするのだけど、横浜の修理屋さんの電話対応だけでカチンカチンと気に障り。待たされ、そして直らず（笑）

怒鳴ってやろうかと何度も思いましたが、怒鳴っても無駄。とにかく進めようと、冷静に（流石に愛想よくは振る舞えませんが。）沈着に淡々と、話を進めて。。

母は色々具合が悪いと訴えてきますが、その割に出歩きます。家に閉じ籠るよりはいいかと思っていますが、それにしても危険すぎる。

ご近所の方にも「大丈夫なの？」と聞かれますが、

大丈夫じゃないですよ！

よくわかってますよ！

と、思いながら、穏やかに対応。。

「色々ご迷惑かけるけど、よろしくお願いします。」と、頭を下げることにしています。

しかし、母に怒るのはやめようと。母なりに頑張って生きているので、自由度がないと楽しくないだろうから。

そうは言っても、かなりの危険度です。

母の顔を見るたびに（1日3回から4回）

「あー無事だった。よかった」と思います。

あんまり心配すると私の身体に悪そうなので、会った時だけ心配することにしました。

そうは言っても、私は幸せです。

音楽したり、泳いだり、韓国語をしたりと好きなことをやらせてもらっているので、それでどうにか平穏な日々を過ごせているのだろうと思うけど。

一度怒ったら、ものすごいことになりそうなので、怒らない。怒らない。

頑張って毎日を過ごします。

高齢者は、立ってるだけで転ぶらしい。

もうすぐ88歳の母

昨年、外出先で転んで腕を折ったときは、つまづいて転んだらしい。

その後もけつまづくことは、何度かあったけれど。大事にはならないでいる。

とにかく、注意して歩いて！と周りから言われて母もとても注意していたのだけど。

つい最近、台所で転んだ。

顔面から転んで、プラスチックのメガネが割れた。物凄い衝撃だったのだろう。

何につまづいたの？と聞くと。

母曰く「ふらっとした」そうで。

ふらふらとして座りこむのではなく、冷蔵庫を開けたまま、ドアに激突したらしい。

プラスチックのメガネが割れたくらいだから相当の激突だったのだろうと思う。

激突後、後ろに跳ね返されて、尻餅をついたらしい。

狭い台所だったおかげで頭を打たず、尻餅がつけたということと、顔を激突するのも、メガネが防御してくれたおかげでクッションになったようだ。

メガネが割れたのが目の周りに当たったのだけど、ほんの少しの切り傷だけで終わった。

多分、物凄くラッキーな事故だったのだと思う。

私は近くにいて、尻餅をついたところで台所に飛んで行ったのだけど。

目が痛いと言っていたが、切り傷とわかるとちょっと安心して、立ち上がり、あとは普通の生活に戻れた。

怪我自体は大きく無かったけれど、

「何もなくても転ぶ」

ということにはびっくりしたし、途方にくれた。

もちろん若い人でも貧血でばったりと倒れることはあるけど、母の場合けつまづいて転ぶのもあり、ふらっとして転ぶのもありと、転ぶ要素が多すぎて。

しかも、まともに転んだら下手すれば寝たきりになる。

考えただけで怖い。

何でふらっとするんだろう？どうしたら良いんだろう？

と、悩み、ケアマネさんに相談したら。

「あらぁ、そんなことがあるんですかぁ。困りましたねぇ。」と、びっくりされて、

最後は「自律神経かもしれませんねぇ」

と、近所の方と井戸端会議をしてるような会話だけだった。

プロだと思って相談したのに、かえってイライラして、相談するんじゃ無かった。と反省した。

やっぱりかかりつけ医に相談か。と思っていた矢先、テレビの「徹子の部屋」に出演していた樋口恵子さんの言葉にびっくりした。

石や段差に蹴つまずいて倒れるのが75歳

立ってるだけで倒れるのが90歳

なんです！

樋口恵子さんは現在90歳。

この言葉は若い頃に100歳のお年寄りから聞いたのだという。

その時は意味がわからなかったけど、自分が90になってみて、ようやくわかったそうで。

ある日突然顔面から転んだのだそう。

何の予兆もなく、バタッと。

それで、あの時お年寄りが言っていた言葉の意味がわかったそうで。

ちなみに、相手の黒柳徹子さん（89歳）は全く信じていなかった（笑）

「えーそんなことあるのー」と、びっくりしていたけど。

テレビの前の私は、

「あるある！これだ！」

もちろん、それで何の解決にもならないのだけど、年をとるとそんな現象がある。ということがわかるだけで、物凄く心が軽くなる。

樋口さんの話では、この時期を「ヨタヘロ期」と言うらしい。

この後、ドタっと倒れて寝たきりになって亡くなると言うのが、大部分の人が通る道だという。

「ピンピンコロリを皆さん熱望しますけど、そんな方は僅かです。」

とのこと。

だから、ヨタヘロ、ドタっの為に、皆準備をしなくてはいけないのに、皆やらない。

これは物凄く問題だ。とのこと。

なるほどねぇ。

じゃあ、どうすれば良いのか？

身体の変化に応じて、心身の変化を目を逸らさずにキチンと見つめて、ヨタヨタ、ヘロヘロになってもある程度市民として、社会参加できるようにと思っているんです。

ヨタヘロ期でも、社会参加できるように、準備しなければいけない。

話は母に戻るが、

ヨタヘロ期真っ盛りの母。

突然倒れることに防止策がないのはわかった。

でも、倒れたときに早く見つけられるようにもう少し頻繁に（今まで朝晩の食事の時と夜寝る時、あとヘルパーさんが来るときに忘れていないか確認に行っていたが、もう少し頻繁に）見回りに行こうと思う。

出来る範囲で（ここ大事！）

しかし、ヨタヘロ期で突然バタッと倒れた母は

昨日、東京駅まで友達に会いに出かけたとか。

（後から知った。事前にそんな雰囲気はみせなかった）

手押し車を押して、どうやって電車に乗ったのだろう？

友達もびっくりしただろう。（同級生だけど、地方から1人で出てくるくらいだから元気なのだろう）

話を聞いたとたん。こちらがふらふらした。

アンテナ張ってたら、来た！

欲しいな、欲しいなと念じてると、ある日突然手に入ることってあります。

もちろん、手に入るのは、ほんの一部で、殆どのものは夢で終わりますけど。

それも、欲しいな欲しいなと強く思っているときは、まずダメです。

ちょっと冷静になって、もう諦めたというか、忘れかけたころに、ぽろっと。。

えー。きたー！と長年の夢が叶ってよくぞ私の手元に来てくれた！と撫で撫でしながら出会いを喜びます。まあ、滅多にありませんけどね。

随分前からオペラ 見たいな、聞きたいなと思っていました。

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聞きに行ったこともありましたけど、物凄い値段です。（日本のオペラ でも2万円くらい。外国からの有名どころのオペラ だと５万円以上かな）

確かに素晴らしいのですけど、こんなに払ってまで見るべきものなのか？と思います。

これだけあれば、何が買えるかしら？なんて思ったら、というかそういう人（私みたいな人）は無理ですよね。

でも憧れます。

そしたら、日本でも当日なら安い券があるとか。

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これなら、見られる！とやる気になったのですけど。

会場が我が家からは、結構遠いし（1時間半）、当日、事務所に電話するとか結構面倒で。。。

未だにやってません。（笑）

やっぱり、わたしには過ぎたものなのかなぁ。

と思ってたら。。

あったのです。

メトロポリタンオペラ （アメリカ）で上演されるオペラ を期間限定で映画館で見られる。

映画館ですから、迫力ある映像と音で聴くことができ。

お値段が3700円！

例えば、これからの演目をご紹介すると

毎月演目が変わるようですね。

ちなみに、今月のローエングリン は、

4時間56分です。（休憩2回）

横浜の我が家からですと、川崎、横浜など3箇所の映画館で見られます。足を伸ばして東京にいくと、五か所の映画館でやってる。

北海道、熊本も。地方になると少なめですけど💦

このイベントは、2006年からやっているそうですが。。全く知りませんでした。。

知ったのは昨日。

プロのピアニストの友人の演奏会のお手伝いに行って、その演奏会の後の、打ち上げで教えてもらったのです。

演奏会常連のおじさま方。さすがです。

色々な演奏会に通い、本を読み、友人を作り。リタイア後の人生を楽しんでいらっしゃる。

そんな方々が、「今月はローエングリン グリンだなぁ。行かなくっちゃ」

と言ってらっしゃるから、また高いオペラ の話かと思いきや、「いや、違うよ」

と、この映画館のオペラ の存在を教えてくださった。

私とすれば、「キタキタ来た！」です。

もちろん生演奏には劣るかもしれないけれど、私には無理だから。

出来る範囲でオペラ を楽しむと言えば、これはありがたい企画です。

メトロポリタンオペラ としては、儲かるというより、オペラ ファンを増やそうという目的でしょうから、それに乗らせていただきます。

（おじさまの話では、会場はスカスカだそうです。）

今年はオペラ が楽しめそう。

まずは来週、行ってきます！

長年の懸案が。。解決した。

料理中に、砂糖と塩を間違えることが多くて。

どうしたら間違えないか、考えて。

入れ物が同じだから間違えるんだと思い、入れ物を変えてみても間違える。

色々考えて。

塩に比べて砂糖の使い方が少ないことに気がついて、砂糖を開戸の中にしまって、塩は出しっぱなしにすることにして。

以来、20年ほど。

もちろん間違えなくなった。

でも、そうすると砂糖を使うのが面倒になり、

砂糖の使い方が極端に少なくなった。

まあ、健康の為にはそれでも良いんだろうけど、でも出来た料理を食べながら、「これ砂糖いれた方が美味しかったかも。。」

と思うことが結構あった。

つい最近、暮らしの知恵みたいなものを見ていたら

「砂糖は茶色のものを使うと決めてる」

という投稿があって。

「あっ！」

と思った。

砂糖と塩を間違えるのは、色が同じ白だから。

粒の形もほぼ同じで、食べてみないと区別がつかない。

だから間違える。

色変えれば、間違えないじゃない！

あまりにも簡単な解決方法で、感心したのだけど、なんで今まで気が付かないんだ！と、自分のアホさにびっくりした。。

今の白砂糖が無くなったら早速、茶色の砂糖にしよっと。

昔、実家に住んでいたころ、友達からアンコを貰って、母に渡した。

次の日の朝、味噌汁を飲んだら、なんか変な味で、「なにこれ？」と言ったら、母は猛烈な勢いで怒った。

「そんなに文句があるなら飲まなくていい！」

と、怒鳴られて、渋々飲んだけど、なんか変だった。

夜、学校から帰ると母がぼそっと

「あれ、アンコだったのね」と言ってきた。

どうも、アンコを黒味噌と間違えたらしい。

合わせ味噌にしたので、アンコと味噌が混じっている味噌汁になったので、こちらもアンコが入っているとは思わなかった。

でも、作るときに味見はしなかったのだろうか？黒いからとなぜすぐ味噌だと思ったのだろうか？

私はその母の娘なので、うっかりが多い。

せめて、間違えないように工夫しなくては、とにかく、砂糖は茶色にしよう。

お見舞いの品は考えた方がいいと思う

もうすぐ８８歳の母

よろよろと歩いているし、ふらついて転んだりするけど今のところそれなりに元気に過ごしています。

お風呂は介護の方に週に２回入れてもらっているし、食事も朝夕は我が家で食べているけどあとは自分のことは自分でやっている。

足が悪いのでトイレに行きたい時にたまに間に合わないこともあるらしい。（私には言わないけど、パジャマのズボンがよく干してあるので多分そうだと思っている。聞かないからわからないけど、多分）

でもその後の掃除も自分でやっている様子だし（私が行っても綺麗に掃除してあるので全然わからない）問題になるまではほっておこうと思っていたんだけど。

昨日、お見舞いのつもりらしく、母の妹から荷物が来た。

母が「開けといて」と言うので、開けたら、お菓子と共にオムツが入っていた。

母の妹は、６歳下で母とは全然性格も行動力も違う。

なんでも仕切って、まとめて、他人の世話をしてあげなくちゃとよく言えばホスピタリティに溢れていて、悪く言うとうざったい。（笑）

昔は頼り甲斐のある叔母で、なんでもやってくれるから親切でありがたい！と思っていたけど、こちらが大人になり、その親切が重荷になってきていて。

そんなところの、このオムツ。

確かに必要なものかもしれないけど、もしかしたら明日にでも必要になるのかもしれないけど。

贈り物は嫌だ。

子供のオムツとは違うし（子供のオムツを贈る人もいないだろうけど）

何より贈り物は受け取る人が嬉しいと思うものじゃないとだめだと思ってるけど。

少なくとも私は嫌な気分になった。

人によって考え方が違うのだろうけど、オムツは（しかもまだ使っていない人に）購入するときは周りの家族が（つまり私が）心を決めて買いに行くものだと思う。

申し訳ないなと思ったし、勿体無いなと思ったけれど、母には見せなかった。そして、そのまま廃棄した。

せっかく送ってもらったのに！と、批判されることだろうけれど、それ以上に私のモヤモヤは大きい。捨ててからも、嫌な気持ちが残ってる。

お見舞いって、難しいものかもしれない。

贈られた方が私のように偏屈な人だと、悪いように取られる可能性がある。

私が病気になった時（乳がん）母が大騒ぎをしたようで、親戚やら母の友達からお見舞いの品が色々届いた。

病気になったからと言っても寝込むわけではなく、普通に生活しているにも関わらず、パジャマが山ほど届いて困った。上等なパジャマなのだろうけど、趣味も違うし、結局使わないでバザーに出した。

千羽鶴も二つきた。「楽しんで折りました」と、大変じゃなかったのよーと言う意味（なんだと思う）でお手紙が添えてあったけど。普通に日常生活している家に千羽鶴は全く合わない。

神社に持って行った。

上等なお札もきて。相当上等だったのか、黒い自立するお札だった。真ん中に私の名前が書いてある。ベッドの横の本棚に置いて置いたら、なんか私の位牌のような気がして。。。みるたびに気分が暗くなり、これも神社へ。

何より、頂いたらお返しをしなくてはいけなくて、いくら普通の生活をしていると言っても、手術後で体調がなかなか戻らない中、ほとんど知らない人たちに手紙を書き、ものを送るのはなかなか大変だった。

手術入院している時に、病院食に飽きた！とメールで呟いたら。

会社帰りに、コーヒー淹れてあげようと思って！とコーヒーを入れる道具を持ってきてくれた友達がいた。ところが道具はあるのだけど、コーヒーの豆を持ってくるのを忘れて。。。。

大笑いになったのだけど。いまだに感謝している。

調子がいい時に合わせて、グループランチを企画してくれたり。

こういうお見舞いが一番ありがたかった。

お見舞いは本当に親しい人にほんのちょっと贈るものだなとつくづく思った。

オムツのお礼はどうしようかと思ったけど。

あんまり気分が悪いので、無返答ということにした。