チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

車椅子を持つ(借りる)ことにしました

87歳の母が骨折して1ヶ月が過ぎました。

肩の骨折なので、食事や着替えこそ大変だけど、あとはそれほど問題ないだろうと思ったら。

膝の悪い、両手を使って体を起こしていた母にとって、右手が使えないと言うのは大変なことで。ベットから起き上がるのも、椅子から起き上がるのも本当に大変で。

おまけに介護超初心者の私が相手ですから、てんやわんやの大騒ぎ。

でも、毎日てんやわんやをしていると、人間慣れるものですねえ。

腕を使わずに起き上がる毎日を過ごしていると、87歳でも筋肉がつくらしく、骨折前よりもスムーズになったんじゃない?と思うほど、起き上がるのが楽になってきました。(以前に比べての話ですので、十分時間はかかりますが)

家の中の生活が楽になってくると、欲が出てきます。

外の世界。

ところが、元々歩くのが嫌いだったのに、1ヶ月も家に閉じこもって、ますます歩けなく(歩き続けなく)なっています。

外に出たい意志はあるものの、「疲れ果てるから嫌」と出かけるのを拒否します。

それなら家でご機嫌よく過ごしてくれれば良いのに。

「何もやることがない」と不満顔

こちらとしても、家で不満タラタラで過ごされるのも面倒なので。

なんとか外で楽しめないかと考えたのが車椅子を借りること。

第一弾として、やったのがデパートの車椅子でした。

 

o-chancello.net

この時は車椅子から降りることはありませんでしたが、その後違う施設でも同じように車椅子を借りてみたら

 

「楽しいところは降りてスタスタ歩く」ことがわかりました。

 

本屋さんとか、図書館とか、洋服屋さんとか喫茶店とかではものすごく積極的に降りてかなりの時間立ち歩いています。

でも、途中の道とか夕食の買い物とかの時は絶対に車椅子から離れない。

なんとも我儘な話ですが。。。。

 

でも、まあ家に閉じこもるよりはいいか。

と思うことにして。

 

積極的に車椅子を使って外出しようと決めました。

ところが、行くところに全部車椅子があるわけではありません。

いや、ある方が少ない。

あと、電車などを使う場合も車椅子は貸してくれませんから。

 

自分で用意した方がいいか。。。と考え。

ケアマネさんに相談して見ました。

ケアマネさんの答えは、「車椅子が必須というわけではないから、介護保険は使えない」とのことでした。(要介護2から保険が使えるそうです。母は現在要介護1なので使えない)

でも、「ケアプラザで借りることもできる。あるいは、月に1000円ほどかかるけど自己負担で借りることもできる」

そうです。

ケアプラザで借りると無料なので助かりますが、ケアプラザの開館時間は平日の夕方まで。土日は休みです。ケアプラザも我が家から近くないし、借りに行くのも面倒だから。

自己負担で借りることに。

ただ、自己負担で借りると、介護負担で借りるよりも、車椅子のレベルが下がるそうです。

介護負担だと、カタログに載ってるたくさんのものから選べますが。自己負担だと、ケアマネさんと介護用品のお店の方が決めたもの(載せる車の大きさとか、介護される人の大きさとかは考慮してくれる)を使うしかない。

月1000円ですからねえ。

どんなものが来るのかわからないのだけど、とにかくお願いしますと、お願いしました。

ケアマネさんは、あっという間に決めてくださって、あっという間に車椅子が我が家にきました。

保険が使えないと古いものになる

との説明でしたが、私にはその違いがわからないほどの、便利な車椅子でした。

 

Amazonで2万円で売ってました

 

 

軽いし小回りの効く、上等な車椅子です。

我が家は普通の大きさの車ですが。

折りたたむ(折りたたむのも簡単)と問題なく後ろの荷物置きに置くことができました。

せっかくやってきたから、買い物行こうか?

と思って外に出たら、なんか凄い暴風雨。

せっかく出かけたかったのに!!

まあ明日のお楽しみとしてとっておくか。

 

昭和41年11月29日(火)

あじ干物

さつま芋甘煮

油揚げ、大根、にんじんの煮物

 

 

 

こんなにがっかりするものなんだ。。。&エゴマ油

サッカーワールドカップ コスタリカ

まさかの敗戦。

勝手な話ですけど、試合前は、勝つような気がしていました。

試合の流れもドイツ戦とは違い、日本優勢でしたし。。。

そんな奢りが応援する側にもあったのでしょうか?

選手がどうだったのか?

 

なんとなく、コスタリカ優勢の雰囲気が出ていて、でもまあ持ち直すだろうと思っていたら。

ゴールしてた。。。。

 

それから巻き返すのかと思いきや。

なんとなくチグハグになってしまって。(素人の感想)

試合終了

 

申し訳ないのですが、ワールドカップは終わったと思いました。

ワールドカップで勝つってこんなに難しいものなんだ。

勝てる!勝てる!なんて軽く言ってたけど、ものすごく大変なことなんだ!

と、今更ながら認識して。。。

もうだめだと思い。

なんとも言えない落ち込み。

 

しばらく落ち込んだ後、そうだ、そうだ、忘れていた!と

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の録画を見たのですが。

なんせ、鎌倉時代最大の悲劇!と言われている事件の回(3代将軍実朝が甥に殺され、その甥も助けを求めに行ったところで殺される)なので、45分間全部暗くて重苦しい。

 

重苦しい気分で見始めて、終わった時は、その二乗くらい重苦しくなって。

 

夜はもちろん、朝起きても重苦しい。

なんなんでしょう。。。この苦しさは。。。。

 

私だけかと思いきや、テレビでも解説者が

「人ってこんなに落ち込めるもんなんだ、と思うほど落ち込んだ」と発言していて、周りの人達が大きく頷いていたので。

日本全国で結構な割合で 落ち込んでるんじゃないかと

そう思うと少し心が軽くなりましたが。。。。

 

盛り上がるのは大変ですが。落ち込むのは簡単です。

なんか楽しいことを見つけなくちゃと思ってますが。。。。

 

そのまま、韓国語の授業に。

今日は、日本の昔からある食べ物を韓国語で発表する日でした。

私は「味噌」について、あとは「梅干し」「どんぶり」「おむすび」「赤飯」と色々なものが発表されました。

私たちの発表に合わせて、先生から「韓国の海苔」ということで、海苔とエゴマ油をいただきました。

韓国海苔は日本の海苔よりも薄くて、油と塩がまぶしてあります、

油と塩は、ご家庭で自分の家の味として調理する方も多いとか。

先生のお母様(韓国にいらっしゃる)もその1人で、いつも海苔に油と塩を塗り、炙ったものをタッパーに入れて、いつでも食べられるようにしていらっしゃるとか。

作り方を教わって、早速自宅で作ってみました。

いただいたエゴマ油は、スーパーで売っているものではなく、実際にエゴマから油を抽出したものだとか。

日本で売っているエゴマ油に比べて、香りが物凄いです。

のりにエゴマ油をハケで塗ります。

そして、塩をかける。

油と塩をつけた海苔はそのまま重ねて置いておく。

全部つけ終わったら、まとめて炙って

おしまい。

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夕食時、ちょうどお刺身があったのでごはんと一緒に巻いていただきました。

韓国の方はなんでもご飯と巻くそうです。

刺身も肉も野菜も。

巻いて食べたら、エゴマの香りがぷーんとして何とも言えない幸せな気持ちが。

ご飯を巻くと益々幸せに。

食べている幸せが、落ち込んでいた気持ちを治してくれたようです。

食事が終わったときはすっかり元気になっていました。

美味しいものって素晴らしい。

韓国海苔日本海苔。

よく比較している方がいらっしやっいますが、2つの海苔は、同じ海苔でも別世界のものだと思います。

ちょっと濃い料理には韓国海苔の方が相性抜群だと思いますし、純粋な和食には日本海苔がバッチリ合うと思います。

ただ、韓国海苔は食欲増進作用が働いて、ついついご飯を食べ過ぎてしまうのが。。

問題です。

健康の為にも、やっぱり我が家の常備品は「日本海苔」だけでよいかな?と思いました。(笑)

 

昭和41年11月28日(月)

小松菜と竹輪の煮付け

大根おろししらすぼし

湯豆腐

 

 

今日の夜は大変! 予定が重なってる!!!

今日の夜は大変です!

 

いや、国際情勢とかではないです。

苦しんでいる方、悲しんでいる方には大変申し訳ないと思いながらも。

楽しめるものは楽しんでおこうと思うので。。。。

 

サッカーと大河ドラマがある!

どっちも大事な局面で。。。。

 

ワールドカップサッカー 日本対コスタリカ

夜、7時からキックオフです。

 

私はどのワールドカップもオリンピックも「にわかファン」です。

どの試合も楽しみますが、最初は全然知らない。

ちょっと前のラグビーなんて、ルールすら知らなかった。

それでもワイワイとみているうちに、楽しくなって、いろんなことを知って、終わりの頃は涙して見ているのです。

サッカーのワールドカップも4年に1度 盛り上がります。でも予選なんて全然知らない。興味がないのでニュースも素通りです。

そして、今回のサッカーは、ドイツとスペインという「強豪」が同じグループだと聞いて、「こりゃだめだ」と勝手に(全くの素人のくせに)予選リーグ敗退と決めてしまった。

 

大体、カタールの人種差別問題もあって、思いっきり盛り上がるのはいけないような気もしたし。。。

そして、第一戦がドイツ!!!!!

無理でしょ。私でもドイツが強いって知ってるよ!

 

だから本当にびっくりしました。

前半の状況をチラッと見たら、あらまあ。これは差がありすぎ。

素人でもわかりました。やっぱりドイツは強い。

これは無理だわ。と自室に引き上げていたら。

テレビを見ていた夫の叫び声が。。。。。

あらー同点!それはすごい!でもここまでね。

と、また部屋に引き上げたら。

また夫の叫び声。。。。

びっくりしましたー。

 

今日のコスタリカ戦は大事です。

 今日も日本が勝てば   

  スペインがドイツに勝つか引き分けで 決勝リーグ進出決定

  スペインがドイツに負けたら 次回のスペイン戦までお預け

 

 今日、日本が引き分けたら 

   次のスペイン戦で日本が引き分け以上になれば 進出

 

 今日、日本が負けたら  

   スペインとドイツが引き分けて、日本がスペインに勝てば進出。

 

つまり、勝ったからといってすぐに決勝リーグ進出が決まる訳ではないけど。

まあ、勝った方が良いですね(誰でもそう思うわね)

 

ちなみにドイツ、スペイン戦は日本時間の明日朝4時だそうです。

絶対見られない(笑)

 

で、サッカーも大変だけど。

大河ドラマ 鎌倉殿の13人 も大変。

先週で決着がつくと思われた、3代将軍源の実朝の暗殺が、今日あるんです。

実朝の暗殺は歴史的事実なので、変えようもないのですが。

その背後の人間関係の描き方が面白くて。しかもドキドキする。

これが、一番早くて午後6時に始まる。

 

時間的に言うと、大河ドラマ→サッカー と見れば、全く問題ないのだけど。

若い頃ならともかく、大河ドラマ45分で緊張して、興奮した後に

ワールドカップサッカー90分はちょっと辛い。

どっちも思う存分楽しみたいし。(欲張り)

疲れ果てるのも嫌(我儘)

 

悩み悩んで夫に相談したら。

「どう考えてもサッカーが生中継でしょ。大河ドラマは録画で十分」

と、サッカー好き 大河ドラマは落ち着いて見てる 夫は、「なんでそんなに困るんだ!」という顔して、バカにしながら言う。

 

その前に大相撲も千秋楽だけど、まあ、今回はそれほど面白くないから。

それはもういい。

 

やっぱり、7時から生でサッカーをみることにします。

十分楽しめるように、飲食の準備もしなくては。。。

あー忙しい。でも楽しい。

 

 

 

昭和41年11月27日(日)

マグロの山かけ

野菜のごま煮

赤貝 きゅうりの酢の物

なめこ 豆腐の味噌汁

疲れないバタフライ

1週間半ぶりの水泳。

最近、母の介護関係で(契約するとか、面会するとかの時間がいつも水泳の時間とバッティングするので)休みがち。

前は「どうしたの?」と言われていたけど、今日は「あー来てる!」と珍しいものを見るような視線と反応で。。。まあ、仕方ないんだけどね。

 

今日はバタフライ。

私はバタフライは嫌い。

バタフライって、なんでこんな泳法があるのだろうか?といつも思う。

多分、イルカの泳ぎを真似て泳いでみたら普及したのだろうけど。

他の泳法(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ)は、わかる。必要だろうなと思うけど。

バタフライに関しては、なぜこの泳ぎが普及したのかわからない。

両手、両足を揃えて回すなんて、異常だ。しかも、そのせいで、息をするときは大きく胸を起こさないといけない。

だからものすごく疲れる。

泳いでいても、最後の方は、溺れているかのようなヘロヘロの泳ぎになる。見てる人も(見てないだろうけど)悲しくなるだろうなと申し訳なくなるほどのヘボ泳ぎで。

ところが、このバタフライが大好き!と言う人もいる。

「クロールより全然楽!」と驚きの発言をする人も。

一番初めに聞いたのが、オリンピック選手の池江璃花子さん。

「最初からバッタ(バタフライのことらしい)の方が楽だったんです。全然楽なんです」

と、明るく言う。選手になる人はそんなものかと思ったら、その発言を聞いたオリンピック選手たちは一応に首を振った。「私はそんなことありません!」

池江璃花子さんだからそんなことを言うんだと思っていたら、私の周りにもいた。

しかも2人!数少ない知り合い(まだ友達とは言えないレベル)から複数ってすごい確率だと思う。

1人は75歳で。「全く大丈夫よー。100メートルとか大丈夫」だそうだ。

もう1人も私より年上だけど、気にならないと言っていた。

 

色々聞くと、よくわからないけど、バタフライに適してる体の構造があるらしい。

それがどういうものかわからないけど(教えてくれた人もわからないと言っていた)とにかくバタフライに適した体型 というものがあるらしい。

 

どんな体型の方が得意になるのかわからないけれど。わかっているのは、

「私はバタフライを泳ぐと疲れる。だから嫌い」

と言うこと。

 

だから、疲れない泳ぎ方をマスターしたいのだけど。

なかなか出来ない。

この1年ほど、習ったことでわかったことは。

「泳ぎは水面に平行が一番進む」と言うことだ。

足が沈んでいたりすると、せっかく進んでいるのに、足が水の流れを止めてブレーキになるらしい。

だから足はなるだけ沈めない。

だからと言って、上に上げすぎるのもだめ。

空中に足を振り上げるキックは水しぶきをあげるだけで、全く進まない。

とにかく水面にできるだけ平行を心がける。

そうだ。。。。

 

もちろん、選手のような人は、平行にするだけでは、だめだ。もっとスピードを出すために

潜ったり上がったりのパワーを効率的に使ってスピードを出す。

しかし、私のようなパワーのない人間。

つまり、バタフライ50メートルなんて泳げない!となまっちろいことを言ってる人は、楽に泳げる方法をマスターしないと、そのうち泳ぐのが嫌になってしまう。

「腕を前に回すときは体を前にぐい!と押し出してください!下に沈んではいけません!疲れますよ!」

この最後の「疲れますよ!」の言葉で、おばさんたち(おじさんもいる)はやる気になる。

上手になりたいのは山々だけど、長く泳げない。何とか、泳ぎたい!と思ってる人たちばかりなので、疲れない泳ぎは、本当にありがたい。だから頑張る(笑)

もぐっちゃだめ。前に押し出す!

とコーチに叫ばれながら、頑張って泳ぐ。

1時間のレッスンで、何となく理解できてきた。

これを理解したまま持続して練習すればものすごく上手になるのだろうけど。

1週間経つと8割は忘れている。。

でも、レッスンが終わって、ほとんどの人は復習のためプールに残って練習してる。

しかし、私は家の方が心配なので、そそくさと帰る。

「こうやって差がつくんだよなあ」と思いながら、シャワーを浴びる。

でも、こうやって続けられるのは本当に幸せなことだから。

気長にやっていこうと自分を鼓舞する。

家でも、ご飯を作りながら、今日の動きを復習してみる。

手を回してみたり、体を前に(立ってるから上に)押してみたり。

わかってるのは、こんな殊勝なことをやるのはせいぜい2日くらいで。。

それがすぎると全くやらなくなる。(笑)

そして次の授業では頭の中がすっからかんになって、コーチの話が全部「新鮮」に聞こえるようになるのだ。

とにかく継続は力。だと思う。

頑張ろう。

 

昭和41年11月26日(土)

ねぎま

しめさば

大根の粕汁

 

 

チェロの響きに挑戦中

最近、レッスンのレベルがちょっとだけ上がった。

ほんのちょっとね。(笑)

「響かせる練習をしましょう」

弦楽器は、左手で弦を押さえて、右手で弓を持つ。

響かせるためには、可能な限り、左手を長い時間押さえて、音を長く響かせるようにしなければいけない。らしい。

実は、今までそんなことは考えたことはなく。。。。

右手と左手はほぼ同時に押さえて、離していた。。。💦

大学生の時からだから、ものすごい長い間、それをやっていたのに。

今、それを直せ!って言われてもねえ。

もちろん先生は強制はしない。

「上手になりたかったら、これをやってくださいね」

言葉の裏には「上手になりたくなかったら、別に無理してやらなくてもいいのよ」

という、意味が含まれる。

もちろん、普段から、「上手になりたいんです!」とアピールしてるくらいだから。

頑張りますよ もちろんです。

 

これができるようになると。(できるようになるまでが大変だけど)曲を弾いても出来が全然違う。のだと思う。。。

 

今の音は、わかりやすく言うと「ちいちいぱっぱ ちいぱっぱ」の発音でバッハやBrahmsを弾いてる感じ。

小さい子どもが、バイオリンを弾いてる姿ってご覧になったことあるでしょうか?

ガリガリと一音一音一生懸命弾いてるんだけど、全く曲になってない。

それが今の私なんだけど。

 

「ちいちいぱっぱ ちいぱっぱ」は名曲ですが。その弾き方でバッハやブラームスはいけません。

 

とにかく、響き、響き

 

左手だけじゃないんです。

右手も。。。

響きを出すには、長めに弾けばいいのかなあ。と単純に考えていたのですが。

全然違った!

「むしろ短めにひいてください。でも音の終わり方に気をつけて」

先生曰く、ホイップクリームのような、ソフトクリームのような先細りの音を出すようにすれば良いとのこと。

一つ一つホイップクリームにしていくと、音が柔らかくなって、響きが増幅されるとか。

なるほどなあ。。。

 

左手をぎりぎりまで押さえて、右はホイップクリーム

弾きながら、訳がわからなくなって、「もういや!」と思うこともしばしばですが。。

 

響きのあるチェロ目指して。。。

頑張ります。

 

昭和41年11月25日(金)

お刺身

しめさば

鯖の味噌煮

大根おろし

しはすぼし

豆腐の味噌汁

 

 

 

デパートの車椅子使ってみた

87歳の母が腕を骨折して、もう少しで1ヶ月。

骨折した時は「ちょっと不便になるけど、それほど生活に影響しない」と思ったけど。。

いやいやいや。。(笑)

運動というものを全くやらない人がしかも膝を悪くして、ヨチヨチとしか歩けないひとが、腕が使えなくなると、大変だ。

普段、両腕を使って、立ち上がっていたのに、片腕が使えなくなると、本当に椅子から立ち上がれなくなった。

ベッドも電動ベッドを借りて、物凄く便利なはずなんだけど、立ち上がるのに苦労した。

床に寝転んでテレビを見るのが大好きなんだけど。寝転んだら上半身を起き上がらせることも出来なかった💦

 

それが1ヶ月たって、物凄くスムーズに立ち上がれるようになった。

87歳になっても筋肉はつくみたいで。

人間って凄い!と感動した。

 

怪我をして以来、出かけたのは病院だけ。

怪我も落ち着いてきて、生活に「飽き」が出ているようだ。

そりゃ飽きますよねぇ。

気の毒に思って、いつも行っている近所のスーパーに一緒にいくか?と誘ってみた。

もちろん、行く!と返事がきた。

でも、長時間歩けないかも。。と心配そう。

スーパーまでは、車だし、中では、シルバーカーを使って、もし、疲れたら座ればよいんじゃない?

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と言うと、益々乗り気。

じゃあ夕食の買い物に一緒に行くか。

と思ったら、

「口紅を買いたいの」

と言い出した。

近所のスーパーには口紅はない。。

え?デパート行きたいの?

と聞くと、母は大きく頷いた(笑)

 

近所にちょっと連れ出そうという計画が、大きく変更されて、デパートになった。

とは言え、デパートは車で20分ほど。

母はご機嫌で着替えてる(笑)

もともと、デパート大好きな人なので、余計に嬉しいのだろう。

しかし。。化粧品売り場だけでも歩くのは難しいかもしれないな。と思った。

1ヶ月の家滞在で体力はかなり落ちてるはずだから。

 

デパートのホームページを見ると、車椅子を貸し出してくれるらしい。これを使うことに。

車でデパートの駐車場に到着、シルバーカーで車椅子を貸してくれるところまで歩いて行こうとシルバーカーを車からだして組み立てたら、

母は、しっかりシルバーカーに座ってる。。

「ちょっと、歩かないの?」

と聞くと、「うん。歩かない。無理」

と、全く、努力する気はない。

シルバーカーの椅子は、歩き疲れたら、ちょっと座るもので、車椅子ではない。

でも、母は歩かないと言う💦

仕方なく、シルバーカーを押して行くことに。

素晴らしいことにシルバーカーは、重い母が座っても結構簡単に動かせる。

でも、腰をかがめるし、母は後ろ向きに進むことになって、なんかやりにくい。

とはいえわ車椅子貸してもらうところまでだからと、押して行った。

車椅子はエレベーターで上がってちょっと歩いたところにあった。

快く車椅子を貸してくれたが、シルバーカーは預かれないと言う。えーちょっと置いておいてくれればよいんですけど。と言っても「スペースがないから」と断られた。

仕方なく、シルバーカーは、駐車場の車に戻すことに。

車椅子に乗って、出発!と思ったら、階段がある。6段くらいしかないのだけど、もちろん車椅子は無理だ。

その6段の為にエスカレーターもあって💦

その隣には車椅子やベビーカーの為にリフトがある。リフトは、店員さんを呼び出して、動かしてもらわなくてはいけない。

6段のために偉い手間だ。。

6段の階段を登るとあとは、エレベーターがあるのでどこにでも行かれる。

早速、一階の化粧品売り場に。

「どこのメーカーでもいいのよ」

と、言っていた母だが、よりどりみどりの化粧品カウンターを見て目がハートに。

エスティローダーがいい!」

とご要望が。

デパコスの店員さんは丁寧に対応してくださった。ボロボロのおばあさん相手に、口紅もつけてくれて、「どうでしょう?」と鏡を見せてくださる。

母はすっかり。気分が上がって、結局ファンデーションまで購入していた。

どこに行く気なんだろう?

でも。気持ちが上がるのら良いことだし、まあいいか。と、こちらも納得することにした。

化粧品が終わって、食料品を見に行った。夕食の買い物もできるかな?と思ったけど、あり得ない高さなので、辞めた。

「お菓子買って帰ろう!」

と言うのでかりんとうを買った。

合計1時間ちょっとのデパート探検だったが、久しぶりのデパートで、しかも疲れないデパートだったので母らご機嫌だった。

確かにシルバーカーで歩いたら、かなり疲れただろうけど。

リハビリまでやってるのに、全く歩かないのはどうかと思う。

次回は少し歩いてもらおう。

拒否されるような気もするが。。

わたしの献立日記 (中公文庫)

昭和41年11月24日(木)

鳥のすきやき(鳥をたたいたもの、焼き豆腐、しらたき、ねぎ)

さつま芋甘煮

なめこの味噌汁



「私たち」って言ったらおしまいだと思ってる

日曜日の大河ドラマ 鎌倉殿の13人

毎週、ワクワクしながら見ています。

視聴率は今ひとつらしいのですが、もの凄く面白い。あのドス黒い鎌倉時代のドラマをよくもまあこんなに惹きつけるドラマを作ったもんだ。と毎週感心してるんですけど。

 

ドラマはあと4回。

今回は、三代将軍実朝が弟公卿に暗殺される日のそれぞれの心の動き、狙いが描かれていました。

主人公の北条義時

それこそ、歴史上でも、次々と仲間を殺して、将軍まで殺して、鎌倉の頂点に立ち続ける、いわばダークな存在ですが。

その義時が姉である北条政子と今までの出来事を話すシーンがありました。

「私たちは自分のしてきたことを背負って生きるしかないのです。」

これに政子が反応します。

「私たち?」「決めてきたのはあなたでしょ」

 

私も「私たち」という言葉に反応してしまいました。

脚本家の三谷さんも、わざわざ「私たち」と言う言葉を使ったのかと思いますが。

 

ちょっと場面は変わりますが。

意見が違う相手と一対一の話をしている時 意見がまとまる前に

「私たちはみんなそう思ってる。」

と言われたこと、結構あります。

みんなそう思ってるから あなただけ違うのよ、と言う意味だと思うんですけど。

そういう時は、私は

あーこれは話にならないな。

と思い、話を打ち切ることにしています。

自分の意見と違う人は、沢山います。それは当たり前のことで、その意見を言い合って、お互いの落とし所を見つけて解決にもって行けばよいのに、自分じゃなくて「私たち」になったらあんたの意見はどうなのよ。

と、思うし

「私たち」ということで、1人じゃないのよ、沢山なのよ。あんたは仲間はずれよ。と自分を強く見せたい思いが漂ってきて、つまり、弱い自分を見せないように頑張っているのが見えてくる。

こちらとしては、そんな弱い人相手に強く出ても、話は絶対にまとまらないし、良いことはないと思い、「私は意見は違うということだけわかってもらえれば」と、言って話を終わらすことにしています。

そして、その人とは距離をおいて付き合うようにします。

 

逆に、「私の意見」として対処してくる方は意見が違っても、信用できると思っています。

もちろん、単なるワガママで自我を押し通すひともいますけど、「私たち」で意見を通すよりは何倍もよいと思うので。

 

話はドラマに戻って

義時が「私たち」と言ったのは、「俺たち仲間だよなぁ」と政子に確認したかったから。仲間を殺して、将軍まで殺して、みな正しいと思ってやったことだけど、さすがの義時も「弱気」が出てきた。

それを打ち消したくて、「私たち」と言う言葉を使ったんじゃないか。

と、私なりに解釈したのですけど。

現に、義時は最後にもう一度「私たち」を使います。

「今さら誰に何を言われようと怯んではいけません。私たちは正しかった。いつだって」

こうなると、義時は目の前にいる政子に言っていると言うより自分に言い聞かせてるように聞こえます。大分、弱ってるんだろう。でも義時にはまだまだ大きな戦いが残っている。

最終回まであと四回です。

 

「私たち」はダメ

と言いながら、私もこれまでの人生、よく自分の行いを「他人のせい」にして正当化してきました。

小さい頃は「先生が言った」「お母さんが言った」と自分の正当性を主張していました。

大きくなると、非常識!と怒る年配者に「今はこれが普通」と一言言って無視したり。(まぁ、年配者を説き伏せるのは不可能でしょうから、これは仕方ないとは思いますが。)

でも、そういう発言をした時は自分に自信がない時で、それに頼って突き進むと、ろくなことにならないことも学びました。

だから、「私たち」で自分を正当化しない。自分も絶対言ってはいけない言葉として気をつけています。

 

でも、逆に「私たち」と言い出した人は、かなり危ない状態なのです。

とにかく何が何でも、自分の意見を押し進めようとする。進められなければ、別の手を使っても進めようとします。

そうなったらもう、戦ってはいけません。

ろくなことにはなりませんから。

それこそ徒党を組んで、目の敵になってしまうかも。退散のみです。

 

ドラマの中では、「私たち」義時の意見に従わず、「私」を通そうとした実朝将軍は、義時の怒りを買い、結局のところ見捨てられ、殺されてしまいます。

そうなったら元も子もない。

 

「私たち」と言い出したら、怖いんです(笑)

 

人間関係は難しい。

目の敵になったら面倒なので、最近の私はいつも「危ない」と退散していますが。

反面、こういう時にうまく立ち回る人もいて、私もこうなりたいなぁと思っています。

それはそれで「修行」が必要なのでしょうが、その「修行」のやり方すらわかりません。

人間関係のなかで、孤独になるのはよいのですが、好きなことをやるのに、「私たち」のせいで諦めるのは、勘弁してもらいたい。

だからと言って、我慢して群れる気もないし。

うまく立ち回れるようになりたい。

 

いくつになっても、人間関係って難しいもんですねぇ。

 

昭和41年11月23日(水) 

ねぎ間鍋

さつま芋甘煮

小松菜、油揚げのかす汁