チェロとお昼寝

趣味のチェロとか とにかくもろもろ。アラ還主婦のつぶやき

電化製品に磁石は天敵だった。。

まだ買って半年も経たないのに、食器洗い機が動かなくなった。正確に言うと乾燥だけできなくなった。
洗浄までは極めてスムーズに行くけれど、乾燥の段階になると、止まってアラームを鳴らす。。。

まだ半年。。。

我が家は結構電化製品のもちが良い。
冷蔵庫も20年以上使って、引き上げの際は電気屋さんが冷蔵庫を拝んでいた(笑)
テレビも15年。クーラーも長いものは25年使っているけどまだ現役。

故障もしない。
いや。故障はある。何度か来てもらった。

居間のクーラーが、2年くらいで水漏れを起こした。
Panasonicに電話するとすぐに修理のおじさんが来てくれた。水漏れの様子を見たおじさんは、すぐにベランダの室外機を見に行った。
そして、冷水が出ているホースを持ち上げて、床にポンポン叩きつけた。

???

おじさんは何度かホースを覗き、また床に叩きつける。
何度かやったら、なんと大きなカナブン(?)がブーンと音を立てて飛んで行った。

???

カナブン(?)がホースの中に入っていったらしい。
よくあるとか。。虫は、細い暗いところに歩いていく性質があるらしい。
我が家の場合、自分で出てこられたので良かった。
でも、虫が本体の方へ行ってしまい、虫も死ぬが本体もダメになることもあるらしい。。
「ホースの先に網かけてください。虫除けに」
と言って、おじさんは帰っていった。お代は要りませんと言われた。

それから数年後。
同じクーラーが全然冷えなくなった。
どんなに温度を下げても冷えない。
またPanasonicに電話をしたら
虫を出してくれたおじさんとは違うおじさんがやってきた。
状況をみて、すぐフィルターを取り出した。
「フィルター詰まってます」
我が家のクーラーは自動お掃除ロボットのクーラーで、だから掃除はしない。
表面のほこりは拭くけれど中はロボットがやってくれるからと手をつけなかった。
しかし
「フィルター掃除必要なんです」
とおじさんは言う。

???

自動お掃除ロボットは「頻繁に掃除しなくてよい」ロボットで「全然掃除しなくてよい」ロボットではないそうで。
一年に一回くらいはフィルター掃除しなくてはいけないそうである。
外したフィルターを見ると、なんのほこりもついていないし綺麗。。
「綺麗じゃないですか。。」
とおじさんに言うと
「フィルターの目が詰まってるんです。歯ブラシとかで擦って見てください」
と言うので、擦ってみた。優しく擦っても何の変化もないので結構力をいれて擦ったら、その部分だけ綺麗になった。薄皮がちょっと剥がれた感じ。この薄皮が全体的にこびりついているから、空気が通らなくなったらしい。。。
専門家が目の前にいるから、
???
と思いながらもやったけど。
1人だったら、さっぱりわからなかったと思う。
おじさんの話では、フィルター掃除しろと警告が何回か出ていたはずだと。
そういえば、なんどもそんな警告をみたような気もする。でも、「お掃除不用」のクーラーだと思い込んでいるので、無視し続けた。クーラーがストップして動かなくなっていれば なにがしか対処を考えたかもしれないが全然使えるので、全く問題視していなかった。
フィルター掃除は結構時間がかかった。でも、洗ったフィルターを付けると、クーラーは気持ちのよい冷風を出すようになった。
「無料でいいです」
と、おじさんは帰っていった。
Panasonicの修理システムは迅速で凄いと思ったけど、「お掃除不要」なんてあのコマーシャルはいただけないと思った。

そして今回。
またPanasonicに電話した。
すぐ来てくれた。
Panasonicのお兄さんは食器洗い機を見た途端。
「あー。この磁石がだめです」
と指差した。
食器洗い機の脇を有効利用しようと、食洗機の右側に布巾を下げていた。そして布巾を止めるのに磁石を使っていた。
磁石も弱い磁石だと布巾が落ちてしまうので、夫が会社で不要になったとかいう強力な磁石を使った。

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この磁石だと布巾を引っ張っても落ちることがないので快適に使っていた。

その磁石が機械に悪さするらしい。強すぎて良くないとかで。。

丁度磁石がくっついているところに食器洗い機の乾燥で使うモーターがあるとかで。
だからモーターが磁石で動かなくなったとか。
「たまにあるんです。説明書にも磁石だめだって書いてなきもんで。。。」
即座に磁石を外して、洗浄機を動かした。問題なく、乾燥できた。
問題解決。。

お兄さんの話では冷蔵庫の磁石もあまり良くないらしい。
とくに前側。
「前にマイコンとか大事なものが前にあるので磁石ってあんまりよくないんですよねぇ」
冷蔵庫にはお花畑のように、というか無茶苦茶にマグネットが貼ってあった。
よくよく考えるとこのマグネットの役割は何もないということに気がついた。
思い切ってほとんどのマグネットを外した。姪っ子の結婚祝いのお返しのマグネットとタイマーのマグネットだけを残した。
余計な色柄がなくなって、びっくりするほど落ち着いた冷蔵庫になった。素晴らしい。。。
結局、マグネットを外して、乾燥出来ることを確認しただけでお兄さんは帰っていった。

細かいことを言うと、色々不満もあるけれど(よくある原因なら電話連絡した時に確認してくれれば、それで終わった話だし)
でも、このところ、理由も対処方法も全然わからなくて、なんでもかんでもうやむやになっている日常で、久しぶりに「スッキリ!」した出来事だったんで。
なんかとっても気持ちがよい。。

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音楽も文章も流れとリズムらしい。。。

今日はチェロのレッスン日
大雨の中、練習に向かう。。
先生の家は我が家から歩いて10分ほどだけど、
結構急な山を登らければいけない。
普段でもチェロを抱えて登るのは大変なのに、今日は大雨。ますます憂鬱。。
やっとのことで山を登り、やっとやっと先生の家に到着したと思ったら。
レッスンが終わったおばさまがよっこらしょっという感じでチェロを担いで出てきた。
おばさまは手を振りながら、「あらぁ。さすがねぇ。雨の中軽やかに歩いて」と。。。
いや。クタクタなんですけど。

私は、どんなに大変でも表情に出ないらしい。
お酒を飲んで頭がくらくらしてるのに「シラフだねぇ」とか
こんなに悩み多い人生を過ごしてるのに「悩みあるの?いつも飄々としてるけど」
と聞かれたり。

なかなかわかってもらえない。

チェロケースは、雨びたし。
先生のお宅の玄関で、チェロケースを持参のタオルで拭く。
滅多に拭くことのないチェロケース。タオルで丁寧に拭いたらピカピカに。。ちょっと嬉しい。

さて、レッスン開始。

最近先生に頻繁に指摘されるところは
「流れを作らないとダメ」ということ。
小さい子どもがバイオリンできらきら星を弾く時の、一音一音切りながら弾くようなことはもちろんだめ。
じゃ、繋げればいいかっていうと、繋がっても音がぼこぼこだったら、やっぱりだめ。
流れるように、せめて2小節くらい繋げて弾いてくださーい。と。。。
2小節ですかあ。
私はフレーズ全部つまり10小節くらい繋げて弾いているつもりだけど、先生には1小節も繋がってないように聴こえるらしい💦

先生の分析によると、
弦が太くなると突然ガシガシ弾き出すので、流れが止まるとのこと。

チェロの弦は4本ある。そのうち2本は細いので、軽い力で音を出すことが出来るけど。太い弦2本(G線とC線)になると音を出さなくちゃと思うのか、力が入って音が硬くなる。
そこで流れが途切れるんですよー。4本同じ音になるように工夫してくださ〜い。
太い弦は弾きにくいんだから、ガシガシ言うのは仕方ないと思っていました。ワタシ。

しかし。。
聴いてる人からしたら、弦によって音質が変わったら、たまったもんじゃない。だから、弾き手は工夫が必要。。大変でも、大変さをおくびにも出さないで全部の弦で同じ柔らかさで弾くようにと。。

ついでに、弾きにくいからと太い弦になると弓を使う量が減っている。だから余計に音に伸びがなくなる。
弓の幅を細い弦よりも多めに使う感覚で。それで丁度いいから。

これはなかなか難しいです。
ずっとやってきた癖からの脱却ですので。
しかし、やらねば。


曲の流れといえば。。。
休符。

四分音符 四分休符 と書いてあると、
「はい!ポンと叩いて、お休みは両手を開いて手のひら上に向けてー」
と小さい頃から教えられてきたんですけど。。

でも休符は休むところじゃ無いらしい。。。
「そこでも音楽は流れているんです」
と、先生。。

つまり休符というより、無音。
音がないだけで、流れは止まってない。。。

確かに、休符で休むとフレーズはぶちっと切れます。頭も筋肉も緩んじゃうで。。。
次に弾こうとすると、また筋肉を緊張させることから始めなくてはいけないので。
当然、流れは止まります。
だから、フレーズが続いている間は筋肉は弛緩させないように。。休符の間も弾いている体勢を崩しちゃだめ。。

この筋肉の準備って結構大切だとわかってきて。。
オーケストラでもメロディが始まるところより随分前から筋肉緊張させておくと、最初の音がとても綺麗に弾けるような気がします。それまでは、音出す直前に筋肉緊張させてて、つまり準備が遅くて、筋肉が緊張する前に無理して弾こうとするから、ゴリとか美しくない音がでて気分悪くしていたんですけど。
いつもより早めに準備すると、流れにも乗りやすいし。。。やっぱり準備は大切。。。

流れに乗るって自分のリズムを乗せるってことだと思うんですけど。

以前にもご紹介した、村上春樹さんの
小沢征爾さんと音楽について話をする

小澤征爾さんと、音楽について話をする (新潮文庫)

の中で、村上春樹さんが文章のリズム感について書いていらっしゃいます。

僕は文章を書く方法というか、書き方みたいなのは誰にも教わらなかったし、特に勉強もしていません。で、何から書き方を学んだかと言うと音楽から学んだんです。それで、1番何が大事かって言うと、リズムですよね。文章にリズムがないと、そんなもの誰も読まないんです。前に前にと読み手を送っていく内在的な律動感というか… .。
機械のマニュアルブックって、読むのがわりに苦痛ですよね。あれがリズムのない文章の1つの典型です。
新しい書き手が出てきて、この人は残るか、あるいは遠からず消えていくかと言うのは、その人の書く文章にリズム感があるかどうかで、大体見分けられます。でも多くの文芸批評家は、僕の見るところ、そういう部分にあまり目をやりません。文章の誠実さとか、言葉の新しさとか、物語の宝庫とか、テーマの質とか、手法の面白さなんかを主に取り上げます。でもリズムのない文章を書く人には、文章家としての資質はあまりないと思う。もちろん、僕はそう思う、と言う事ですが。

音楽のリズムも文章のリズムも。。
聴きやすい、読みやすいのが大事。
チェロを弾くのもプログ書くのも、リズムリズムですねぇ。忘れがちですが。

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ヨン様ってすごいと思う

10年ほど韓国語のクラスに通い続けていますが、ずっと同じ先生です。
この先生だったから、続いてるんだよなぁといつも思います。
先生は、ご主人の仕事の関係で来日、一から日本語を学ばれたとか。今では並の日本人よりも流暢に日本語を話されます。

穏やかで親日家の先生ですが、それでも、私が韓国語を始めた当初は、授業中「話題にしてはいけないこと」がいくつかありました。
例えば「占領」という言葉。日本が統治していた時の話です。
何気なく年配の生徒さんが口にしたその言葉に先生はピクッと反応されて、話題をさっと変えられました。
あー。これはダメだわ。と認識。身をもって「日韓関係」を体感したのですけど。
その後も、何気なく、全く悪気がなくこちらが言った言葉に先生が異常に反応されることが何回かあり。
元々穏やかな方ですし、日本への理解が深い方です。
だから、そんなことで反応してしまうのか。とびっくりすることもあったのですけど。
まあ、別にその話題を振らなければ良いことなので。大きな問題にもならないで、キャッキャと楽しんで月日が経ちました。

ここ4年くらいでしょうか。。
先生との禁止ワードがほとんどと言って良いほどなくなりました。
政治の話もするし、過去の歴史の話もする。
流石に慰安婦の話では、ちょっと意見が食い違いましたが、穏やかに意見を言い合うことができる関係ができました。
毎週、毎週会っていて、6年かかったんです。

ところが。。。
今よりもずーっと前。
2003年に放送された「冬のソナタ
ヨン様ブームのおかげで、いっきに日韓関係が良好になりました。
もちろん、その前の年に日韓合同サッカーワールドカップで友好ムードにはなっていたけど、その頃は「頑張って仲良くなろう!」って感じが大きかったような気がします。
でも、冬ソナで、30代以上のおばさん達が、「ヨン様」のファンになり、韓国ラブになると、あれよあれよという間に韓国ブーム
韓国料理、韓国コスメ、韓流スター、化粧品と、どんどんお店は増えて。
韓国語教室もどんどん増えて。。
そして韓国に旅行して、沢山買い物をし、エステや食べ物を満喫する人が続出。

ちょっと前まで、韓国のことなんて全く話題にならなかったのに、毎日韓国について放送される。その変わり方のスピードは凄いものでした。

火をつけたのは「ヨン様

別に日韓の問題が解決したわけでは無いんです。一つも解決していない。
でもヨン様の笑顔で、少なくとも日本のおばさんたちは、すべての垣根をとっぱらってしまった。
友好国になっちゃった。。

ヨン様のおかげです。。。

そんなにブームになったのに。。
今やなんか不穏な状況

私の韓国語の授業は、全く問題なく続いています。
なんせ時間かけて友好関係結んでるので。
でも、世の中を変えるにはやっぱり突破力のあるものが欲しいと思います。もう一度。

前回のヨン様の時は、唖然としてブームに乗れなかったんで。次回は乗るから。
第二のヨン様来ないかなぁ。。

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お米はどうやって研いだら良いのでしょう?

我が家は、お米が大好きな家族ですので、ご飯をよく炊きます。
それこそ一日2回くらい。

無洗米は使いません(使ったことがない)ので、昔親から教わった通り、押し込むように力を入れて、ジャリジャリという音をたてて、そして何度も水で流して濁らなくなったら、おしまい。
それが、「本当のお米の研ぎ方」かと信じてたんです。

ところが。。
この前テレビを見てたら、それを完全に否定していて。
農水省かなんかの方だったと思います。つまり、米の専門家。
その方によると

  • お米を研ぐときは、最初に吸わせる水が大事。そこはこだわること。
  • ジャリジャリはダメ。数回優しくかき混ぜるだけでOK。力を入れたら、米が壊れるので優しく
  • 濁った水を捨てて、何回かゆすいだらおしまい。

洗う時に水が濁る原因は「ぬか」と言われていますが、今の精米技術では精米過程でぬかは取れてしまっているそうです。
濁った水は、主に米から解けだした「タンパク質」で、これは栄養なので除去してはいけない。
水でゆすぐのは汚れを取る目的だけだと。。


今まで何十年も、ジャリジャリと研いできていた私としては、びっくり!唖然!で。

テレビの番組内では、コメンテーターの方々が簡単な研ぎ方をした米の方が美味しいと、皆、コメントしていたけど。。

とにかく、言われた方法でやってみました。
最初の水は浄水器で(今まではずっと水道水)あとの水は水道水。それで炊いてみました。

結果的に、そんなに違うか?
という感じで。。
なんとなく、ジャリジャリ研いだ方が美味しいような気がするんだけど。。

気のせい?個人の好み?

ネットで検索してみると、精米したてのものは、まだ酸化されていないから、ジャリジャリ研がなくてもよいとか。でも精米してから時間がたってくると、表面が酸化されてくるからそれを除くためにジャリジャリした方がよいと。。。(でも、ガンガンに力を入れてはダメと。。)

ちなみに我が家は、個人の米屋さんから購入しています。米屋さんは、朝精米したものをすぐ持ってくるそうなので、そんなに時間はたっていない。。はず。。

それに、ジャリジャリやって米そんなに壊れてるように見えないけど。。

たくさんの???
が出てまいりましたが。

ネットを検索していると。
やっぱり、ジャリジャリはだれもおすすめしていない。。

知らなかったけれど世の中は、そういう風に変わってきているようです。

しばらく、ジャリジャリは封印するか

ネットを読んでいると、
「美味しく」炊く方法として
「浸水時間1時間」という記事が。。
30分では短すぎるそうです。
我が家はほとんど浸水時間はとってない。

なるほど。1時間。。。
いつもバタバタしている食事の準備に1時間の浸水時間は少々ゆううつではありますが。
ものすごく美味しくなったら儲けものなので(大して変わらなかったら元にもどせばよいし)ちょっとやってみようと思います。

しかし。。
ジャリジャリが不要とは。。
ショックであります。

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再会。。再認識。。感動。。

私にはピアニストさんの知り合いがいます。
もともとは、ピアニストさんの夫と家の夫が合気道教室で友達になり。
奥さんがピアニストだって話から
家の奥さんチェロ弾くんだよー(アマチュアとプロだから「弾く」意味が全然違うんだけど)って話で、夫婦で付き合うようになったのが、かれこれ20年くらい前?

そのピアニストさんのコンサートに誘われて、もちろん!行きますよーと、パンフレットをもらったんです。

パンフレット見たら
曲目はピアノとバイオリンとチェロのピアノ三重奏
つまり、出演者は3人なんですけど
そのチェロの方が

40年近く前、大学にトレーナーとして教えに来てくださった方で。。

えーえーえー
と、びっくり!

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生もあるけど、配信でもやってるよ!と言われたんだけど
いえいえ絶対生でお願いしますと

配信の方が安いし、楽ですけど。

生演奏に勝るものはないと思うので。

小さいサロンコンサート用のホールでした。
お客さんも15人ほど
テーブルがあって、お菓子もお茶もワインまで飲み放題(笑)とか。。
写真がないのが残念ですが、カップもステキなのです。
決して派手ではないけれどステキな雰囲気。
中にはワインをごくごく飲んでいらっしゃる方もいて、常連さんのようです。

久しぶりに見るチェロの間瀬さん。
さすがにお年を召してはいらっしゃいましたが、弾き方も懐かしい。。

曲はベートーベンのピアノ三重奏1番とメンデルスゾーンピアノ三重奏1番
ベートーベンは1番の1ですので、ベートーベンがものすごく若い時の曲です。
初めて聞いたのですが、確かに若々しくて重さを感じない曲です。
3人の演奏者の方々も目配せしながら合わせてる。この目配せはなかなか配信では確認できませんからねぇ。。
最近、弦楽合奏の掛け合いを見るのが好きで。
なかなか合うもんじゃないと思うけれど、ピタッとあったその瞬間。お客としても「やったー」と思っちゃいます。今回の合奏は息ぴったりで、バッチリポイントがたくさん。だから、どんどん盛り上がり。。。
ただ、3人とも元気過ぎて、会場の大きさに合ってない。。つまりガンガンうるさくなっちゃって細かい音が聞きづらい。。
音量が小さい人たちなら、それこそ古楽器ならこの会場で丁度良いのでしょうけど、この3人には小さすぎる。
次回やるときはもっと大きなホールでやっていただきたいなぁと、そうしたらもっと素晴らしいのにと思いました。

終わってから挨拶に行ったら、間瀬さんは覚えていてくださって、しかもその頃のメンバーの名前(36年前ですよ)もちゃんと言えることに驚愕。。。
そして、未だに大学のトレーナーを続けてくださっているそうです。もう40年です。そんなにキチンと続けてくださる方は他にいません。
間瀬さんは、優しくて頼りになるお兄さん的存在で、チェロメンバーは絶大なる信頼を寄せていました。
40年の間には色々あります。間瀬さんがお忙しくて、なかなかレッスンに来ていただけないことも。他のパートからは「それじゃあ練習にならないから、別のトレーナーさんに替えたら」と言われることもあったそうです。でも、チェロの後輩たちは、「間瀬さんじゃなくちゃダメなの。他の人は嫌」と、阻止。そうやって、間瀬さんのトレーナーは続いて行きました。
40年も続けて流石の間瀬さんも、そろそろやめようかとも思ったそうです。ところがコロナでオーケストラ部の活動がストップしてしまって。。
「もうこうなったらね。コロナから団がもとに戻るのを見届けてから辞めようと思うんだ」と。。。
どんだけありがたいことなんだ。と、本当に有難い方なんだと思いました。

大学一年生の最初のレッスンで、不器用な私はなかなか言われるように弾けませんでした。
レッスンが終わって、疲れ果ててる私に間瀬さんは「チェロは良い楽器だよ。続けてね」とおっしゃってくださいました。
昨日お目にかかってる時に「言われたように続けてますよー」と報告したら、ものすごくびっくりしていました。
チェロを続けているのは、単に自分が好きだから楽しいからだけかと思っていたけど、こういうすごい方と出会っているのも要因の一つじゃ無いかなと思いました。

ベートーベンのピアノ三重奏 全曲弾くんだそうです。何年かかるのかわからないですが。
私は追っかけ続けようと思います。

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忘れ物対策 傘編

傘を持ち歩くことが好きではない。
雨が降っているときはもちろん傘は持って出るけど。
問題は止んだ時。じゃまで、持ち歩くのが嫌。

特に、折り畳み傘。
さした後の小さく畳む操作とか、出先で傘立てに入れる時の煩わしさ。これが嫌。
大抵、長傘の中に折り畳み傘は埋もれている。その中から自分の折り畳み傘を出す時、奥から取り出すので手がびしょびしょになる。しかも腰をかがめて、なんか情けない姿になったようで気分が悪い。

だから、折り畳み傘は敬遠してきて、持って出るなら長傘と思っていたけれど。
こっちはこっちで「忘れる」
忘れなくても「忘れそうで怖い」
電車では、絶対忘れないように身体から離さないのであまり忘れた記憶がない。
タクシーの中でも、同じように忘れない。
でも、お店とか尋ねた家とか教室とか、傘立てに入れるところで、持って帰るのを忘れる。特に帰りに雨が上がってしまうとほとんどダメだ。
忘れた場所はわかっているので、結果的に傘は手元にもどる。
でも、その為に、電話やメールをして、詫びを入れ、保管しておくようにお願いする必要がある。頻繁になると情けなくなる。

原因は、身体から離してしまうこと。でも、傘立てが用意されているのに、濡れた傘を手元に置く勇気はない。。

なんとかならないかと思っていたら。
雨の日の雑貨屋さんで若い女の子が持っていたもの。。。。

折り畳み傘ケース

濡れた折り畳み傘をこのケースに入れて、手に下げていた。
またケースがおしゃれ。。。。
口が空いているタイプのようで、濡れた傘を簡単に入れられそう。。。。

情けないことだけど、こういう素敵!と思わせるものは、若い人とか、かっこいい老人じゃないとこちらの心は動かない。。。。(笑)

今回も若い落ち着いた感じの女の子が使っているので、惹かれた。

これこれ!と思い、早速真似をさせていただくことに。

自宅に帰って、調べて見ると、いろんな種類の傘入れがある。
ビニールでできてるいかにも「傘入れ」しか知らなかった私には革命だった。
世の中は進んでいた。。。
家に籠るとこういうことが遅れる。。。

傘入れと言っても、ただ入れるだけではない。。

  1. 吸水機能がある : もこもこのマイクロファイバーが貼り付けてあり、濡れた傘を入れても水を吸ってくれる。だから、水が外に漏れることはない。

2. 大きい : 傘よりかなり大きめの作りなので、外でも濡れた傘を突っ込みやすい。

3. 手提げが付いている. : 鞄の中に入れてもいいけど、心配だったらカバンに引っ掛けておくこともできる。だから忘れない。

早速購入してみた。
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華やかなもの
本当はチャックではなくて、ポンと入れられるものがいいなと思っていた。
昔はあったようだが、今は何故か全て販売が終わっている。だからチャックで閉めるもの
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大きさ。大きめと書いてあったので購入したのだけど。ちょっと小さかったかなと思っている。
なんせこの折り畳み傘、ものすごく昔に購入したもので、とても大きい。。だからきちんと畳まないと入らないことが判明。。。

今度折り畳み傘を買うときは小さめを買おう。。。



忘れることも嫌だけど、忘れないようにと緊張するのも嫌だ。。
だから、動くときはシンプルにと、荷物は2つまでにしている。
荷物が2つまでは忘れないけれど3つ以上になるとかなり危ないから。。

最近愛用しているのがエコバックの大判のもの

ほんぢ園 エコバッグ 2Way Shopping Bag 軽量 コンパクト Misuzu Uta 花と鳥

エコバックってペラペラしていて、触りごごちも良くないので、布バックを愛用していたけど。
最近のエコバックは進化していて、結構厚手で、模様も綺麗。。。
これは金子みすずさんの詩をモチーフにしたショッピングバックで、彩も綺麗で、厚手。あと、ポチッとホックを留めると大きなマチができてお寿司とか縦にしたく無いものもちゃんと横置きができる。

こんなことも進化している。。。感動する。。。。

進化に感動して、近くに住んでいる86歳の母に勧めたが、全く感動がなかった。
母は昔から傘忘れの天才で、しょっちゅう傘を無くしているのでいつも傘は新しい。
それに比べて私はなくさないのでものすごく古い。
あまりに古くなってボロボロになったから捨てようかと思っていたら。
母が「もったいないからもらっていく。どうせすぐなくすから」と言って、持って帰って、本当にすぐ無くした。
有言実行とはこういうことだと思った(笑)

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楽器との相性ってあると思う

社会人オーケストラって大人数でやってるので、色んな人と付き合えると思いがちですが。
結構限定的です。

私なんて、ほぼチェロの人としか付き合いが無かった。。
係の仕事で、他のパートとの繋がりもありそうなもんですが、それほどない。。
管楽器となんてほとんど喋ること無かったです。

ただし、チェロパートの中は濃密すぎるほどよく連絡してました。
毎回練習で変更のあったところをリーダーが写メで送ってくれることから始まって。
今思うと、細かいことまで結構連絡取り合っていました。

じゃあ、全部のパートがそうかというと。。
そうでもなくて。
多分、濃密な関係はチェロだけだと思います。

いくつか社会人オケを経験しましたが、大体チェロはそんな感じ。関係が深いんです。どこに行っても、いつの時代もチェロパートって仲が良いです。

これがバイオリンになると、全然違う。
個人主義というか。人数が多いせいもあるのかもしれませんが、一致団結してるバイオリンパートってみたことないです。

ビオラは、結構固まってますけど、ある程度距離をおいたお付き合いって感じで。
大人の付き合い。。

それに比べてチェロは、なんかいつもバタバタしてます。
そしてうるさい。。
意見を述べたい人が多くて、前向きな意見でイケイケどんどんのときはオケにとっても有益なのですけど。
ひとたび「ご意見番」的になっちゃうとうるさいだけというか、うざいだけです。
周りが冷たい視線を送ってるのがよくわかる(笑)

パート内でも、そんな感じで言いたいこと言っちゃうから、喧嘩も起きる💦

大概、治める人がいてどうにかなるんだけど。
ならないこともあって、そのときは悲劇です。

まあ、滅多にないのでしょうけど。

中身が子どもの人ばかりなのかも(笑)


私は人生の重要部分で悩んで決めることがあまりなくて。。
ものすごく決断が早いです。
インスピレーションを大切にしている訳でもなく。。
ただ単に、悩んでいるうちに訳がわからなくなるからなんですけど。。

もちろん、即決して後悔したものも沢山ありますが。

即決して正解!と思っているものの代表が

チェロ

大学に入学したときに、それこそ訳わからない状態で即決してしまいました。
でも、大好きになって、まだ続けている。

よくわかって無い状態でよくぞ選んだもんだと、あの頃の自分を褒めてあげたくなります。

オーケストラの中のチェロの役割というと、バイオリンのようにいつも主旋律を弾いているわけではないですけど結構頻繁に主旋律が来ます。(美味しいところと言っています)ビオラのように低音としてオケを支えるところもあるし、適度に主旋律もあるしで、丁度良い。


個人で弾く場合も、バイオリンほどじゃないけれど、結構曲もあります。
ビオラコントラバス用の曲はあまりないけれど、適度にあるし、それぞれが名曲なので弾きがいがある。

適当に美味しいところ。
そこが私にはぴったりなんです。

そしてメンバー
先ほど書いたように、喧嘩することもありますし、ご迷惑な立場に立つこともあるんですけど、
その性格が憎めないのです。
怒りながらも結構気に入ってます。

行き過ぎた行動が出ると、ちょっと仲間に入れない!と出ていくことはあるのですが。
別の団体に行っても恐ろしいことに、おんなじようなメンバーがいる。
チェロやっていて、オーケストラやってる人たちってなんでああいうグループになっちゃうのか。
本当に不思議です。

ただ、チェロをやっていて、残念!と思うことが。。。
重くて。。。。
年々重さを感じます。

そういう時はバイオリンやビオラが羨ましくなります。

それさえ無ければ。

素晴らしい楽器なんですけどねえ。

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