チェロとセミリタイア生活

趣味のチェロとか お気に入りとか日々の発見とかアラ還女の視線でお届けします

ピーマン

好き嫌いはダメ
という家に育った。
今は食べることが大好きだが
小さい頃の私は食が細くてなかなか食べることが出来なかった。
お茶碗に入っている白米が食べきれなくて苦労した。ふりかけをかけて食べれば良いと誰かが言い出して、その頃流行っていた4種類入りの ふりかけ が登場した。プラスチックの容器に4種入っていて、蓋を回すと好きなものが出てくるものだった。それのおかげで白米を食べ残すことは無くなった。
ふりかけは4種あっても好きなのもは決まっていて、嫌いなふりかけはいつまでも残っていた。好きなふりかけが終わったので、新しいのを買って欲しいと言っても、残りを全部食べないとダメと言われ。また、困難が巡ってきた。
何故か胡麻塩だけが残った。
そんなシンプルなものが何故いやだったかよくわからないけれど、いつまでも残っていた。
 食べる量は少ないけれど、好き嫌いの多い子どもでは無かったと思う。でもピーマンだけはダメだった。何か匂いがあって嫌だった。どうしても食べられなかった。
ある日生のピーマンを一個渡された。
一個そのまま。
目の前には母と祖母、そして母の妹が正座して怖い目で見ていた。
「全部食べなさい」
と、迫られた。
今考えてもめちゃくちゃだが、とにかく好き嫌いは許さないと、食べろと迫る。
生のピーマンを。。。
初めは食卓での攻防だったが、
いつの間にやら、部屋の隅に追いやられた。
隅に置いてあった暖房器具か何かの上に私は座って、ピーマンを持ってる。
怖い(笑)女3人は、正座して下から怖い顔で睨んでいた。
追い詰められたと、逃げられないと観念した。
端っこをちょっとかじった。
「もっと沢山食べなさい」と言う。
かなり長い時間攻防は続いた。
観念して、かなり大きめの一口をかじった。決死の覚悟だった(笑)
なのに、「もう一口」と言われた。
やけになってもう一口食べた。
「はい、オーケー」と言われて3人はそれぞれ目の前から去っていった。
あんなに大変な思いをして解決したのに、終わるとあっけなかった。
褒められることもなく。優しい言葉をかけられたこともなく、さっさと消えていってしまった大人を見て、解放されたという安心感と、この人たちは容赦しないんだという恐怖感だけが残った。
ピーマンは食べられるようにはならなかった(笑)
その頃うちにはお手伝いさんがいた。
おばあさんのイメージがあるが、計算すると40代後半のころ💦物静かで優しい人だった。そしてお料理が好きな人だった。
おばあさんは、そのピーマンの攻防(笑)を見ていたようだ。
ある日、ハンバーグを作ってくれた。
何故か、いつも昼ごはんは、親と一緒ではなくいつもそのおばあさんと台所で食べていた。
ハンバーグは、すごく美味しくて、美味しい美味しいと言いながら食べた。
夕食の準備をしていたのだろうか?おばあさんは背中を向けて何かを切っていた。
切りながら「そのハンバーグの中にはピーマンが入ってるのよ。」と静かに言われた。
ピーマンを物凄く細かく刻んでハンバーグの中に入れたらしい。外から見ても緑のピーマンの存在感は全くなかった。
「食べられた!」という喜びが大きかったが、一方でなぁんだ簡単じゃないともおもった。
それまで、ピーマンを食べることは、本当に本当に大変なことと思っていた。追い詰められて怖い思いをしてもなかなか食べられなかったくらいだから、本当に大変なんだと。
でも、実際は物凄く簡単だった。
なあんだと思ってからはピーマンで苦労した覚えがない。
きっとちょっとずつ食べて行って問題なくなったのだろう。

でも、そんなでこぼこの食教育のおかげ(笑)で
給食では苦労しなかった。
あの頃の教育は、笑っちゃうほど厳しくて
食べられない子は給食が終わっても残って全部食べさせられた。
みんなが教室掃除をしているのにほこり立つ教室の隅でアルマイトで出来た器を絶望的な顔をして見つめている子がよくいた。
私が生のピーマンを持たされて追い詰められた姿と同じだった。
あれがあの頃の教育だった。
でも、あれで食べられるようになった子どもは多分少ないだろう。むしろ、それで給食の思い出が悪いものになってしまっているかもしれない。
今の給食は美味しいと、言われる。チャンスがあって何回か食べに行ったことがあるが、あまり変わりないと思った。食べ方、食べさせ方が変わったから美味しく感じるんじゃないかと思う。

母が近くに引っ越してきてからもう10年になる。
朝と夜ご飯は我が家に来て一緒に食べている。たまに母が作ってくれることもあるがほとんどが私が作る。
 作ってみて初めて気がついたのだが。
母は野菜をほとんど食べない。嫌いらしい。
ほうれん草のおひたしもにんじんのグラッセも食べない。ジャガイモとかぼちゃは食べるが、いわゆる昔の子どもが「嫌い」と言っていたような野菜はまず食べないことがわかった。
びっくりした。
昔、母が夕食を作っていたころは、全く気がつかなかった。嫌いなものは自分には取り分けないで済ませていたのだろう。でも、子どもの好き嫌いは許さなかった(笑)
母が野菜をあまりに食べないので、周りの男達も気にするようになった。
肉を混ぜて炒めると食べるとか、おひたしは嫌みたいとか情報が集まった。
色々工夫するようになった。
子どもと違ってプライドが高いので、たとえ、食べても口に出してはいけない。
「よく食べたじゃない!」なんて言ったらバカにされたと次回から食べなくなる。
だから心の中で、「やった!」と思うだけ。
そうやっているので、我が家の献立は息子中心から、母中心にシフトしつつある。
親の食教育をするとは思わなかった。

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パクチーと異文化入門

父の仕事の関係でタイのバンコクに住んでいたことがある。
と言っても、ほぼ50年前のことで💦
行った時は、小学校2年生だった。

いきなりの「外国生活」にかなり戸惑ったが、1番困ったのが街の「匂い」だった。

私は小さい頃から匂いに敏感だった。ニンニクの炒めた匂いも玉ねぎを煮た香りも、そして車の匂いも嫌ですぐ車酔いした。
公衆トイレなんて、とんでもなくて、どんなに辛くてもいかなかった。

しかし、バンコクは、街中がパクチーの匂いがした。生まれて初めて嗅いだ匂いだったがこれが本当に嫌だった。
ホテルやオフィスなどの近代化された建物は、全くパクチーの匂いはないけれど、街中、特に住宅街は、食事の匂いからかいつもパクチーの匂いがした。
窓を閉めても、もう家の中に染みついているのかパクチーの匂いがして、それが辛くて辛くて、たまらなかった。
「口呼吸で生活すれば匂いを感じなくてすむ。」と子どもなりに対応策を考えて、鼻をつまんで生活したり、口をぱかっと開けっ放しにしてみたけど、なかなか大変な作業で、何よりみっともないと親に怒られて中止せざるを得なかった。
小学2年になったばかりのわがまま娘は、慣れるとか合わせるという発想がなかった。ただ、ただ、辛くて、食欲もなくなり、果物しか食べられない状況になった。
私は、早く新しい学校に行きたかったが、
心配性の母は、学校に行く(日本人学校)のはまだ無理!と登校させなかった。そうしたら、心配した小学校の校長先生から電話が来た。母の理由を聞いて先生は一喝した。「それではここで生きていけません!さっさと登校させてください!」
私はやっと登校することになった。

学校に行くと。。
 教室の天井には、大きな扇風機が何台も取り付けられていた。どれもキチンと動いていない。もの凄いゆっくりなスピードで回っていて、全然涼しくない。いまにも落ちそうなものもあった。どう考えても危険だったが、みんな平気で授業を受けていた。
お弁当置き場があった、でも置き方が悪いと(例えばお弁当箱が傾いて壁にくっついいてしまったり、水筒の紐が地面に垂れてしまったりして、アリの通り道を作ったりすると)アリの大群が押し寄せて、お弁当箱の中がアリでいっぱいになった。当然食べられない。色々対策を立てるが、アリは僅かのスキを狙って弁当に襲いかかった。
コブラも街中の草むらに普通にいた。
コブラに噛まれた時の対処方法を授業で何度も教えられた。草むらには絶対行くなと言われた。実際、校庭の草刈りをしていた用務員さんはコブラに噛まれて、その後の治療がうまくいかず亡くなった。
暴動も頻繁に起きて、道路に戦車がでたこともあった。暴動が起きるたびに学校は休みになった。
異文化の洗礼は凄かった。
気をつけるところがいっぱいありすぎて、さすがの私もパクチーの匂いどころじゃなくなった。
鼻も慣れたが、異文化にも慣れたのだろう。
「郷に入れば郷に従え」を身をもって学んだ。
そんな、衝撃的な体験だったけれど。
あの頃が、人生の中で一番伸び伸びしていた時だったと思う。
テレビも塾もなくて社会の渦にまきこまれることもなかった。何より、外国人として、「同じでなくてもOK」が当たり前の世界だった。基準を満たせば、あとは自由の世界は、とても生きやすかった。
 異文化の中に生きた連帯感があったのかもしれない。今でもその頃の友達と連絡し合い、集まっている。
タイ料理を食べ、パクチーを山ほどかける(笑)そして、小さいころの異文化生活の話をそれぞれが思い出し、笑い合う。強烈な異文化体験は、その時体験した同年代でないと話は合わない。同じところにいても、大人と子どもでは、全く受け取り方が違う。だから、その時子どもだった友達との思い出話は、ココロを整理するのにとても重要だ。

あんなに嫌いだったパクチーの香りが平気どころか大好物になった。

ダメだダメだでは、世の中は進まない。

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もくもく黙々

弦楽器とピアノで、決定的に違うのが弦楽器は音程で悩むこと。
ピアノは、押すところを間違え無ければちゃんと正確な音程がでますけど。
弦楽器は、数ミリズレるだけで音程が全然違います。
多分、5ミリくらいで半音違います。
それに気がつかないで弾き続けると、途中から訳がわからなくなります。(笑)
ギターみたいにフレッドがあって、場所教えてくれればいいんですが、全くない、本当に何もないんです。


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ほんとうに何も印がないんです。。。

全く初心者のとき、大学生の時だったんですけど、わけわからない!と、教室にあったチョークで線書いてました。
シール貼ってる人もいました。



昔はそこら辺のシールを貼っていましたが最近はこんなシールも
指板シール フィンガーマーカー チェロ用 フィンガーステッカー 4/4 3/4 1/4 1/2 1/8の5サイズ 子供 大人 初心者におすすめ (4/4)



今でも高音のとき(ハイポジ)のときは大事なところ一箇所に線書いてます。
そこを基準に他の音の場所を目算しておく。でも、これは結構、恥ずかしいことらしくて。。でもまわりのアマチュアの方々は結構な人数がこっそり書いてます。

正確な音を出すのは、本当に難しい。
でも、プロの演奏聴いてて、音を外すところなんて見たことありませんから。。
どんだけ練習したんだろと感心します。

音程以前の話ですが。
曲の中には、覚えにくいフレーズがあります。音感の良い方は、すぐ覚えられるのでしょうが、私なんて、なかなか覚えられない。
覚えられないと自覚しているときはまだ良い方で、勝手に音変えてるときがあり、そんな時は、間違ってることすら気がつかないことがあります。
本人の頭の中はもうそのフレーズで固まってしまっていて、なかなか気がつきません。
合奏してると、隣近所と音が違うから、あれ?っとおもって間違いに気づきますが個人練習だけだと、まず気づきません。先生に指摘されるまでは。

今回のドボルザークのロンドという曲の場合、高音(ハイポジ)を立て続けに弾くせいか、そういう間違って弾いてるところが異常に多いんです。
もう、恥ずかしくなるほど。
いかに適当に楽譜を読んでるかってことなんですけど、
先生からも
「キチンとやりましょう」
とお叱りの言葉をいただいてて。

曲の練習始めてから結構月日がたってるのに、何やってんだと思いながら、調整中。

1音1音確認して、間違ってたら、身体に染み込むまでとにかく音覚えないとダメなんです。
黙々と。。本当に黙々と。。

今までの、練習だとまた勝手に曲つくってしまうので。
正しい音をまず 聞いて→覚えて→チェロで弾く
練習をすることにしました。
正しい音はピアノで。ピアノは押せば正しい音が出ますから、こういう時は素晴らしいパートナーです。

予定通り、ピアノで弾いてみて、覚えて、チェロで弾いてみたんですけど。

ちょっと不安。。。

今までやってきて、なんで音がとれてないかというと。
それはそれなりに理由があって。。
私にとって抵抗感のあるフレーズだから覚えにくい。
だから、今、ちゃんと覚えたつもりでも、やってる途中で違う音に変えちゃう危険があります。
違う音に変えちゃっても、1人で練習してると気づきませんから。。

だから

ちょこちょこ確認しながらやりたいなと
それこそ1小節ずつ確認したいなと。

じゃあどうしよう?

ピアノのそばにチェロ置いて、ピアノ弾きながら音を確認してチェロを弾くという作業を繰り返しやってみたんですけど。
結構面倒なんです。
あと、2つの楽器をガタガタ鳴らすのはうるさいとクレームも出て。断念。

で、考えた。

ピアノ録音して、チェロと一緒に弾けばいいじゃない!
つまり、ピアノでフレーズ弾いて(正しい音程ね)これをスマホで録音。

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本当は、録音したものをアップしたかったのですが、やり方がわからないので。
写真で。

録音を聴きながらチェロで合わせる。
これなら細かいところもすぐ戻してチェックできる。何度でもリピートできるし。

iPhoneで録音すると音程が少し低くなるらしいのですが、私の音程は、そんな繊細な部分ではないのです。(笑)
細かな細かな音程は、その後やることとして。まずはこれで、音程とチェロの指使いを覚えようと。

意外と良かったのが録音している楽譜を一緒に映像化しておいたこと。
チェロ弾いてない時でも、軽く確認練習ができるので、一石二鳥。。。

これで、覚えにくかった場所もクリア!
今後の練習にも利用できそうです。

しかし、1人でピアノ弾いて、それを録画して、あっ間違えたって、また録画し直して。。
チェロ構えて、iPhone操作しながら、音合わせして。。。
やってると結構笑えてきます。
何をぶつぶつやってるんだって。
何でこんなにできないんだろうとも思います。

音感のある人なら、すぐ覚えられるでしょうから。私のやってることなんて信じられない作業でしょうけど。
でも、こうやって、地道にやっていく作業。めんどくさいと思いますが、
そうなんだけど、結構楽しい。
そのうち、すらすら弾けるようになるでしょうから、そしたらもっと楽しくなるだろうし。。

まあ、アマチュアだから、許されることなんだと思います。
黙々作業は続きます。

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楽しくお弁当を作る

今週のお題「今月の目標」

楽しくお弁当を作る

息子の高校は、九月はオンライン授業で
今週からやっと対面授業が始まる。
もっとも9月も試験や終業式(2期制なので)でちょこちょこ学校に行っている
でも、午前だけなので「お弁当」は不要。
でも、対面授業が始まるとお弁当も始まる。
なんか久しぶり。。
カレンダーを見ると7/12を最後にお弁当を作っていない。
夏休み前の午前授業から始まり、夏休みがあって、そのままオンライン授業になったので、お弁当は必要なかった。

計算すると3ヶ月近く
えっそんなに作ってないの??
でも、懐かしくはない(笑)
むしろ憂鬱だ。

お弁当という言葉に私はプレッシャーを感じる。
もう、何年も作っているのに。
そして、多分あと1年ちょっとでお弁当は終わるのに。(多分ね)未だにプレッシャーだ。
自分で不思議なほど。

私は料理はそれほど嫌いではないが好きでもない。
でも食べることが大好きなので、インスタント系で済ませたくないから、それなり(自分にとって。世間にとってはわからない)のものを作るようにしている。
それでもなんとかモチベーションを上げようと考えてはいて。
料理好きな人の姿を見れば、料理に対する思いも変わるだろうと、月に一回料理教室に行っている。
もう10年くらいになる。
確かに料理好きな先生と たぶん(笑)料理好きな生徒とおしゃべりしたり、料理を作ったりすると、料理に対する意識が変わる。「美味しいものを作ろう」と適当に作っている気持ちを入れ替えられる。
でも効力は一ヶ月(笑)
だんだん落ちてくるのが自分でもわかる。
そしてまた料理教室へ。
素晴らしいタイミングだと思っていた。

ところが。。
コロナで、料理教室は長い間お休みになってしまった。私の料理の原動力がコロナで奪われて。
もう大変だった。

でも、3ヶ月前からプログを始めて。
そしたら、お料理を紹介してくださるプログが色々あって。つまり、お料理好きの方々のプログ。それを見ることで、なんとか原動力を上げた。本当にありがたい。
そして、今月からお料理教室も始まる。本当に嬉しい。そしてありがたい。

私のお弁当作りの歴史(笑)は、息子が幼稚園の時からだ。
小さいお弁当箱ですぐ満杯になるのに、何を入れるか悩んだ。
仕事をしながらだったので疲れていたこともあるけれど。本当に面倒だった。
そうしたら、「レンジでチン!」を組み合わせると簡単にお弁当が出来ることを教えてもらった。「それは凄い、素晴らしい」と、早速スーパーの冷凍食品売り場に向かい、色んな冷凍食品を買ってそれを組み合わせてお弁当にした。息子は全く気にすることなく、食べてくれた。
 幼稚園の卒園が近づいたころ、仲良しのママ友が悲しそうに呟いた。「あと少しでお弁当が終わりだよね。もう悲しくて。しばらく作れなくなるからもう今、力込めてお弁当作ってるんだ」
と。。
びっくりした。
小学生になると給食が始まる。お弁当とはしばらくおさらば。それを思うと、わたしは、もう嬉しくて、指折り数えて給食を心待ちにしていた。というか、お弁当生活が終わるのを待っていた。
でも、世の中には、お弁当の終わりを悲しんでいる人がいる。しかも身近に。。
びっくりしたとともに、ものすごく反省した。同じお弁当を作るなら、もっと楽しんで作れば良かった。息子のお弁当を作るなんて人生でそうそう長くないのに、なんで適当に作ることだけ考えていたのか。。
しかし、時すでに遅し。
立て直すことなく、幼稚園のお弁当生活は終わった。
最後のお弁当が終わったとき、幼稚園の計らいで「美味しいお弁当ありがとう!卵大好き!」と息子が手紙を入れてきてくれた。嬉しかったけど、ちょっと複雑だった。「もっと楽しく作ればこの手紙も楽しく受け取れたのに」と思った。
 それから6年後、中学のお弁当が始まった。幼稚園の終わりにあんなに反省したのだけど、でも嫌なものは嫌で(笑)給食が終わることを嘆き悲しんでいた。
 嘆くと励ます友がいた。お弁当も結構面白いよ、最近は色んなお弁当箱があるし、メニューも色々あるよ。
例えば、おそうめん
食欲のない時は、つけ汁を冷やしてスープジャーに入れて、麺は絡みにくいように小さくまとめて、上にかけるものを別の容器に入れると色とりどりになって、楽しめる。

ニチレイのホームページよりお借りしました
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そんな、工夫を色々聞いて、そうかと思い。まずは下がってるモチベーションをあげようと
お弁当箱を買ってみた。
プラスチック製のものは、お弁当を開けたときにぺちょぺちょしているようで、あまり良い印象をもっていなかった。
何かないかな?と思って、探すと
わっぱ弁当箱

秋田杉 曲げわっぱ 小判 弁当 (中) (仕切付) 日本製 2540


というものがあった。
ちょっと高かったが。6年間のお弁当生活のモチベーションアップのために。
買った。
そして、スープジャー。

サーモス 真空断熱スープジャー ホワイト 300ml JBT-300 WH

これは先輩ママからの強いおすすめで購入。
カレー、豚汁、麻婆豆腐、クリームシチュー 熱い!は無理だけど結構温かい状態で食べられる。

まずはこれからスタート。

そこから4年半

やっぱり、お弁当作りは好きになれないけど、でも色んな工夫は楽しいと思えるようになった。

高校生になってお弁当箱も増えた。
お弁当の内容によって、弁当箱を変えるという「技」(笑)を取り入れたりして変化を楽しむようにした。

わっぱ弁当は、素晴らしかった。
私の美的感覚の乏しいお弁当が綺麗に見える。食器洗浄機に突っ込むことが出来ないのは、残念だけど、手洗いでもやっぱりわっぱ!と思えるだけの、価値がある。

写真があったのでちょっとご紹介
私にとっては、頑張ったレベルのもの
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学校で昼食を食べる日は、週5回ある。でも、そのうち1回は、食堂とかコンビニで買う「外食の日」と設定しているので、お弁当は週4回作る。

今月は、数えたら14回あった。
久しぶりすぎて、不安だけど
とにかく、まずは14回を丁寧に作ろう。
その先は、
またその時考える。

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まだまだ進歩中

小さい頃は 
よく本を読む子
ではあったけれど。

絵本や子どものための物語 レベルまでは、楽しくわくわくしながら読んでいた。
あれもこれもと読みふけっていたけれど。

いつの頃からか、読めない本が出てきた。

有名な古典文学もいくつも読んでみたけれど、何が良いのかわからない。
古くてわからないのかと、
最近受賞した芥川賞作品を読んでも、
「あっそう」という感じで。

本好きの人に聞くと
「行間を読むんだよー。滲み出てくるところを感じるんだよー」
と、言われたが。

何を言ってるのか分からなかった。
というか、今もわからない(笑)

少しは頑張ってみたが全くダメで。
行間を読まなくてはいけないものは読まなくなった。
だから
私の読み物は、歴史小説とか随筆とか、ハウツーものとか。
簡単に読めるものばかり

村上春樹さんも、私にとっては「行間もの」で、
ノルウェイの森もダンスダンスダンスも
全く歯が立たなかった(笑)

小澤征爾さんと、音楽について話をする (新潮文庫)

この本は10年ほど前に知人からのおすすめで読んだ。
指揮者の小沢征爾さんとの対談集。
毎回テーマを決めて、対談している。
合計6つのテーマがあるのだけれど、ひとつひとつが長くて、そして深い。もの凄い深さだ。

村上春樹を読むことにちょっと憧れを持っていた私は、これなら読めるかも!と思って、購入した。
そして、
半分以上わからなかった(笑)

対談だから文章が難しいということはない。そっちは問題ないのだけど、クラシックの曲とか音楽に対する話のレベルが高すぎてわからなかったのである。

それまで、テレビとか音楽雑誌とか、言わば初心者相手のクラシックの話を見たり聞いたりしていて、わかったような気になっていたけれど。
そして、恐ろしいことにそれでクラシックの知識があるような気になっていたけれど。

この本は、そんなレベルではない。
もっともっと深い話をしている。
村上春樹さんの知識のレベルがものすごく高いのが理由で。
小沢征爾さんも あとがき の中で、村上春樹さんの知識を「正気の沙汰ではない」と言っている)
だから、深い知識のある読者には、それこそものすごく楽しい本になったのだと思うけど、私には、全く太刀打ちできない本だった。
ただ、こんなに深い知識の人が世の中には沢山いるんだ。。
という、当たり前のことを愚かな私に気づかせてくれた本。
世の中の凄さを教えてくれた本になった。
結局、途中で挫折したあと、本は本棚に置きっぱなしになった。

ごくごく最近。
この本が本棚で目に止まった。
これ、難しくてわからなかったんだよなぁと思いながら、ちょっと読んでみた。

楽しく読めた。それこそ夢中になって。

10年間、私のクラシックの知識は変わらない。でも、10年前に全くわからなかった2人の対談の内容がよく解って、凄く楽しかった。

この本には色んなレコードの話が出てくる。それを2人は聴きながら話をしていたが、なかなかその話の風景が見えなかった。
そんな人が沢山いたのか、
そこで聞いていた音楽が入っているCDも販売されていた。

『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック

本に出てくるレコードそのままがすぐ聴けるという、親切さ。

巨匠ふたりと共感できて、偉くなったような気がした。

また新しい世界が増えた。

最初にこの本を読んだころ(つまりこの本が理解できなかった頃)
つまり、10年前は、チェロを再開した頃だった。結婚と子育てで、20年近くチェロから離れた後の再開だった。

再開したと言っても、小学生だった息子の世話と仕事との合間だったので、落ち着かないスタートだった。
でも、自分の時間が取れることが嬉しくて、それだけで満足していた。

それから10年
変わったことと言えば
5年目くらいに
ちょっと大きい病気をした。

病気で、それまで遠くにあると思っていた
「死」が結構間近にあるんだということにびっくりして、

やりたいことはさっさと始めようと考えを改めた。
そこで、ちょっと早かったが、仕事を辞めて、
やりたいことをわんさか始めた。

例えばチェロは、
オーケストラに入り
そして、きちんと基礎を習いたいと思い今の先生に変わった

そして、仕事がなく、子どもの世話も減っていくので
バタバタした時間が無くなった。
ひとりの時間が沢山できた。

時間ができて、1番変わったことは
出来ない !と即決しなくなったこと」
である。
出来ること は今も昔も即決するけど、

それまで、時間がないので、 出来ない ことも「即決!」で過ごしてきた。

でも、今は、
出来ない!と思っても すぐに 白旗はあげない。
その代わり
頭を「ぐるん」とひと巡りさせて、できないと言う言葉を飲み込む。
そして、
時間をおいて、「再考」する。

これが結構バカに出来なくて。

「再考」してみると、別の方法を思いついて解決できることがある。
自分でも「へぇー」と思うことを思いついて自分で自分を褒めてあげる。
もちろん、出来ないことも多いけど、考え直せば、解決するかもしれない という自信もくっついてきて、余裕がでてきた。

10年ぶりに読めるようになっていたこの本

この本も、「ぐるん」の「再考」の繰り返しのおかげで読めるようになったのかもしれない。

わかんない!と思っても、ちょっと待てよ、「ぐるん」と白旗をあげるのを我慢して再考するうちに
テンポが出来て読めてきたのかも。


もしもそうだとしたら、
このゆったり生活も、進歩しているようで嬉しい。

もしそうでなくても
とにかく、出来なかったことができたのだから
大人になったようで、やっぱり嬉しい

このプログを書くために、久しぶりに、本を開いてみた。
やっぱり、凄い本であり、楽しい本だ。

しばらく、またこの本を読み返してみようと思う。

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合奏と個人レッスンのバランス

ちょっと気分を変えたくて(笑)
プログの題名を変えてみました。
中身は何も変わりません。
読みやすく、楽しいプログを目指していますが、そうそう上手くいくはずはなく。
でも、毎日書くことで、少しは上達するんじゃないかと、自分で自分を期待しています。
今後ともよろしくお願いします。

さて本題。。

昨日はレッスンで。

久々のレッスンなのに。。

実は、アンサンブルの練習にうつつを抜かしていて。。
ここのところ、ちゃんと弾いてなくて。
チェロは弾いているのだけど。。
ちゃんと弾いてなくて。。

「ちゃんと弾いてない」って、ややこしい表現だけど

例えて言うと

記述式問題のテストなのに
マークシート対策だけして、テストに臨んだ。
と言う感じ。

腰を据えてやってない。と言えば良いのだろうか?

そんなことをしているので、
結果は、めちゃくちゃ。。。(笑)

レッスンでは、
2週間まえに、説明されたことと同じことをまた同じように、説明された。
つまり、前進してない。
いい加減にやってきた2週間であったことを再認識する。

あーもったいない。。。

過ぎゆく時間を、のんびりと過ごすタイプなんだけど。。

その私が「もったいない」
と思うんだから。
本当にもったいないのです。
(いばる問題ではないけれど。。)

マチュア
しかも、大学からとか「大人」になってから楽器を始めたひとは、大概基礎力が不足していて。

だから、プロの先生について基礎力をつけたいという、人は多いのだけど。
(大概忙しくて挫折する人が殆どだけど)


プロの先生たちは、個人レッスンをやりながら、アマオケ(アンサンブルも)で活動することに否定的な人が多い。

何故かというと

「弾き方が雑になるから」

せっかく、丁寧に基礎を教えて、丁寧に弾けるようになってきたと思ったら、オケに通って、ガンガン弾いてしまい、また雑な弾き方に戻ってしまう。

だから、オケはダメとハッキリ言う先生も多い。

私の先生は、否定はしないけれど
やっぱり「雑になる」ことは指摘される。
でも、
「オーケストラやってる人の方が練習するから、なんだかんだ言って 結果的には、伸びが早いんですよね」
とも言っていて、
それに大人の趣味なんだから、やりたいことをやった方がよい。
とも言ってくださる。

オケの曲は、難しい。しかも長い。
だから、練習に時間がかかる上に、基礎がない人(私ね)が練習すると雑にしか弾けない。でも、それでよしとしないと、進んでいけない世界で。だから、雑でよしとする。

個人レッスンは、細かく分析して丁寧に弾く練習をする。

オケとは全く逆。

練習方法が違うということを、理解しながらやらないと。
オケをしながら個人レッスンはできない。

なのに

私はすぐ忘れる。


今回もアンサンブル練習が楽しくなって、そればかりをやって、雑な弾き方ばかりをやって、個人レッスンの緻密な練習を怠った。

あーあー。

ありがたいことに。
ちゃんとやってこないと、先生は次回まで待ってくださる。
これで、「もうだめだ。」
と諦められなかっだけ良かったと感謝するしかない。

次回はきっと。。





個人レッスンで言われたこと。


フレーズの指の動きを理解して
から、弾き始めること。

弾きながら指の動きを考えるのはダメ!

それが出来たら(それが出来るまでは次に進まない!)

弓の動きを考える



フレーズは、カウント通りに弾かない
早くひくところと、ちょっとずれて弾くところ。
あらかじめ、認識しながら弾くこと
そうしないと音楽的に面白くない。

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持って歩くのも ひと騒動

チェロは大きな楽器です。

チェロの移動
ヨーロッパの方は、自転車で移動する方もいらっしゃるそうですが💦、

チェリストKühn Riegelsさんのページより
(いつも読ませていただいてるチェロのプログ 善福寺手帳 で知りました。)
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わたしはそんな勇気も体力も無いので

普段の移動は車です。

でも、車不可の場合は
電車で移動することもしばしば

電車のホームで
チェロを持っていると、視線も感じるし、
よく話しかけられます。
文句を言われるのではなく(笑)大概、
「これ何ですか?」という感じ。
たまに「バイオリンって思ったより大きいんですねぇ」とおっしゃる方もいて、面白い。。。
何故か、昼より、夜の方が話しかけられる確率は高いのです。
でも、夜に話しかけてくる人は、目的が楽器ではなく、もちろん、ナンパでもなく。話し相手を探してるという感じで。
「遅く帰ると遊んでるって言われるんですけど、違うんですよ。ずっと頑張って仕事してるんですよ。それなのに疑うんです」
と、かなり年上の方(こちらも若かったので)の愚痴を聞かされたりと。。
チェロなしのときは、そんなことは無いので、楽器を持っている女は、何かしら話しかけやすいのかもしれません。(笑)

チェロは、大体4キロくらいの重さです。
長さは120センチくらい。
それをハードケースに入れるとケース自体で3.5キロから5キロくらいありますので、
合計10キロくらい。
高さも150センチくらいに、横幅も50センチくらいになります。

チェロケース GEWA PUREピュア グレー


ここ10年くらいで、リュックのように背負うタイプが出てきて、少しだけ持ち歩き安くなりました。

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背負うと重さは楽になりますが、
頭から、上に20センチくらい出っ張りますので。
かなり長くなります。
下も太もものところまで来るので
歩くとチェロに当たってすこぶる歩きにくく。。
子ども背負ってるより安定悪いです。

それと、背負ってる姿があんまりかっこよく無い。
夫は
鉄腕アトムみたい。」
と。。

下村楽器さんのホームページより
ですので綺麗なお姉さんはわたしではありません。念のため
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下から煙が出て、上に飛んで行きそうだとか。。。

行けるもんなら行きたい。。。

そして、よくぶつけます。
電車のドアの上とか、木の枝とか。。
普段、頭の20センチくらい上は、何があるかなんて意識してませんから。
すぐぶつける。

雨上がりに木の枝に当たると、いきなり水と枝と葉っぱが飛んできて、雨降ってないのに頭もチェロもびしょ濡れになったり。。

電車の場合は乗り降りの時にドアの上にぶつけます。
そんなに勢いよくぶつける訳ではないので私はあまり気にしないのですが、
周りは怖いようで、「えっ!大丈夫?」「壊れてない?」とか心配させてしまうので、気をつけるようにしてます。周りのために。。。

電車の中も、空いている時間だと、座ります。
疲れやすいので(笑)
その代わり、隣の方々にご挨拶は忘れてはいけません。(笑)
チェロを膝に挟んで倒れないようにして座ってます。
座る場所は、ドアに一番近い席がベストです。ドアの前にチェロを立てて置いて、私はストラップを持ってすぐ横の席に座る。これが一番楽ですが、なかなか空いてないのでめったにできません。

座れないときは、
背負って立ってると邪魔なようなので、下ろして身体の前で抱えて立っています。
やっぱり、「特殊な荷物」と、皆さん通り過ぎるときはとてもとても気をつけてくださいます。
申し訳ないほど。
だから邪魔にならないように気をつけますが、なかなかスマートに電車に乗るのは難しいです。

学生時代から、卒業してもかなり長い間ソフトケースでした。

東洋楽器 チェロバッグ ベージュ


その頃は、それが当たり前だったので

宜しかったら過去ログで

o-chancello.net

ソフトケースは、結構移動しやすいのです。使い慣れてない方は「怖い」と言いますが、軽いし、柔らかいので身体にぴたっとくっついて来てくれるので一体感があって動きやすいのです。
 
若さがあると、後先考えず行動しますので、色んな場面に遭遇しました。
大概、なんとかなりましたが

それでも

夜の満員電車に乗ったときは、流石に怖かったです。楽器を前に持ってきて、必死に抱えて守りました。
その時の経験から
ソフトケース好きのわたしも、
満員電車だけは、ハードケースの方が安心かと思います。
というか、満員電車は、避けた方がよいですね。
完全に迷惑です(笑)

学生時代、余興で演奏を頼まれることがありました。パーティーなどで演奏してくれと。先輩方が会社のパーティーに呼んでくださったのですが、よくあんな下手な楽団を呼んだものだと感心します。
しかも、パーティーは大概ブッフェなので演奏の合間は食べ放題(笑)、終わると出演料を頂いたりして、ご機嫌のイベントでした。
 そして帰り際にチェロだけタクシー代が頂けるのです。「夜だから駅からタクシー乗って」と。。
1000円くらいだったと思います。
学生には大金でした。
学食だったら3回分です。
もちろん歩いて帰りました。(笑)

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